関空からの出国で「ファストレーン」を使ってみました

開港以来の関空がベースで、海外、特に近距離路線の場合、ほぼ必ず関空から出国します。昨今の訪日需要で、関空の利用者がご存知の通り「激増」している状況で、日本人と外国人が別々の入国審査はまだ良いとして、出国審査は時間帯によって大行列になり、通過に相当な時間を要します。

その行列緩和のため、2015年夏から、関空の第1ターミナルで出国する際の保安検査場で「ファストレーン」が設置されました。主な利用基準は以下の通り。チェックイン時にカウンターで発行される、ファストレーンを通過するための券が必要です。ただ例外もあって、キャセイパシフィック航空の場合はファーストクラスでも一切利用できません。航空会社によって異なります。

■ ビジネスクラス以上での搭乗
■ ANAとJALは「ダイヤモンド」会員
■ お年寄り、小さな子供連れ、車いすの方など
■ KIX-ITM Global Business Club(KIX-ITMカードの法人版)

で、先日初めて、ファストレーンを利用したので、その感想を。ビジネスクラスの場合は羽田や成田が多いので、なかなか機会なく・・・

朝9時発だったので、保安検査場はやはり長蛇の列。そこを一瞬でスルーできるのはやはりラクだなと思いつつ、ちょうど前にいた大陸の方々が「大家族」で、荷物はいろいろ多い、子どもは言うことをきかない、再検査の連続・・・ということで、思ったよりも時間がかかってしまったのが、アンラッキー。

その後の出国審査は一緒。優先レーンはありません。やはりここも並んでいたので、あらかじめ登録済みの「自動化ゲート」を利用。出国スタンプはその後に事務所で押してもらえるので没問題。

本当に空いていたら、トータル5分ほどで済んじゃいそう。一般レーンで並んで出国審査も窓口だと1時間は余裕でかかる。つまり「ファストレーン+自動化ゲート」が最強。

こういったいわゆる「優先レーン」は、世界各国の空港では珍しくない、というか、ないほうがむしろ珍しい。ビジネスクラス以上または上級会員だとたいてい利用できます。この辺のすみ分け、欧米のほうがまさに”階級社会”のようではっきりしてます。羽田や成田も一応あるけれど、関空にしても利用基準がけっこう厳しい。

あと謎なのが、日本の空港は入国時の優先レーンが「外国人のみ」であること。

一度、成田で長い列ができていて伊丹への乗り継ぎで冷や汗をかいたことが・・・パリ帰りのビジネスクラスだったので欧米の感覚で利用できると思ったら「日本人は一切ダメです」と。確かに通常は外国人レーンは激混み、日本人レーンは空いているから、あっても特に意味なしなのだけど、逆パターンになったら果たして設置してくれるのか、いやでも欧米みたいにはっきり区別することはしないような気もする、なんとなく。

それでも最近の関空、保安検査場はまだ以前よりはブースを広げたのもあって混雑がマシにはなってます。第2ターミナルのような「スマートセキュリティ」システムが導入されればもっと早くなるかなーと思います。

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