日本から入国できる国リスト! コロナ後の海外旅行情報も ※随時更新※
新型コロナの影響で、海外旅行が事実「無理」となってから、早数ヶ月。
ただ、海外の諸外国では随時、観光客を含め、外国人入国を認める動きが徐々に出てきています。日本人、観光客でも入国できる国も。
海外旅行を気軽に行うのはまだ厳しい状況ではあるものの、日本から入国できる国・地域、調べてみました。
※2020年12月更新
【Contents】
- 1. 日本から入国できる主な国・地域 一覧
- 2. 海外旅行がまだ「無理」である理由
- 3. それでも海外旅行をしたい人への助言
- 4. 「航空券は激安」です。ただし・・・
- 5. 海外旅行、全面再開のタイミングは?
1. 日本から入国できる主な国・地域 一覧
日本の入国制限はまず置いておいて。
「今、日本から入国できる主な国や地域、いったいどこ?」
調べてみたら、意外とあった!(2020年12月12日現在)
■ 特に制限なし ■ 日本出国前または入国時にPCR検査必要(ビジネス渡航のみ) ■ 日本出国前にPCR検査必要 ■ PCR検査不要、14日間の自主隔離必須 |
イタリア
(2020年7月1日解除)※条件付き
・14日間の自主隔離、健康観察が必須
【参考】在イタリア日本国大使館
ギリシャ
(2020年7月1日解除)
・アテネ国際空港に到着の場合はPCR検査なし
・ただし、無作為で検査あり。陽性だと隔離措置に
【参考】在ギリシャ日本国大使館
フランス
(2020年7月1日解除)
・PCR検査陰性証明書→不要
・入国時のPCR検査、14日間の自主隔離→なし
【参考】在フランス日本大使館
スペイン
(2020年7月4日解除)
・「スペイン旅行前健康状態申告システム」→提出必須
・入国時のPCR検査、14日間の自主隔離→なし
【参考】在スペイン日本国大使館
マルタ共和国
(2020年7月15日解除)
・PCR検査陰性証明書→不要
・入国時PCR検査→なし
・入国時に体温スクリーニング検査
(基準以上だと別途対応とのこと)
【参考】在マルタ日本国大使館
スイス
(2020年7月20日解除)
・通常の入国基準(コロナ渦の前と同じ)
・入国時のPCR検査、14日間の自主隔離→なし
・PCR検査陰性証明書→不要
【参考】在スイス日本国大使館
アラブ首長国連邦
(2020年7月7日解除)※ドバイのみ条件付き
・PCR検査陰性証明書または到着空港でのPCR検査
・有効な「海外旅行保険」に加入
・搭乗前に「健康申告書」を記入
・「COVID-19 DXB」をスマホにダウンロード、登録
※詳しくは→在ドバイ日本総領事館、詳細
タヒチ
(2020年7月15日解除)
・出発3日前以内のPCR検査陰性証明書のチェックイン時提出
・ETIS.pf(電子旅行情報システム)登録
・到着した4日後にPCR検査キットで検査
・14日間の自主隔離→なし
【参考】タヒチ観光局、詳細
※エアタヒチヌイ成田直行便は来春まで運休
トルコ
・14日間の自主隔離「奨励」(義務から緩和)
・入国時「情報フォーム」記入
【参考】在トルコ日本国大使館
★ その他の国・地域について
外務省:新型コロナウイルスに係る日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限
2. 海外旅行がまだ「無理」である理由
日本から入国できる国がこんなにある、でも、海外旅行が事実上できない・・・
大きな理由は、日本政府、にあります。主に、以下の措置を取っています。
■ ほぼすべての国に対して「危険レベル3」発令
(渡航は止めてください/渡航中止勧告)
■ 帰国者全員に到着空港でPCR検査
■ 陰性だと14日間の自主隔離、陽性は強制隔離
■ 到着空港から公共交通機関の利用禁止
旅行会社が”ツアー商品”をとして販売する基準が、「レベル1」であり、この基準まで下がらないと、海外旅行は事実上無理、となります。
【参考】外務省:日本における新型コロナウイルス感染症に関する水際対策強化(新たな措置)
3. それでも海外旅行をしたい人への助言
日本からの入国が認められている国・地域へ、行くことはできます。
ただ、日本帰国後には「14日間の自主隔離」が待っています。
公共交通機関以外に自宅への移動方法がないと、指定ホテルなどでの隔離、これも必須です。もちろん費用は自己負担。
帰国や、業務渡航などはともかくとしても、「そこまでして観光へ行く?」となると・・・
実際、行った先の観光地はまだ全面オープンには、程遠い状況ですし、日本以上の「マスク必須」で、心の底から旅行が楽しめる状況であるかも、かなり微妙なところ。
4. 「航空券は激安」です。ただし・・・
国境はオープンしたけれど、まだ新型コロナの、感染リスクもある、旅行会社のツアーも、再開していない状況だと、「航空券」は、「スカイスキャナー」などで調べてみると、「えっ、この運賃?」と驚くこと多々。
しかも、激安運賃にありがちな、変更不可、キャンセル料ゼロなど、よくある厳しい条件も緩和され、「変更何度でも自由」なども、けっこう見られます。※各運賃ごとに要確認
ただ、いくら変更可能といっても、「いつ、飛べるの?」となると、慎重にならざるを得ないところ。
航空会社がもし倒産したら、買っていた航空券が一切、無効となってしまうリスクも。(旅行会社も同様)
航空券が激安、チャンスの一方、リスクも紙一重、と言えます。
5. 海外旅行、全面再開のタイミングは?
で、海外旅行、全面再開はいつ?
今のところ(2020年冬)、航空会社の予想で「2024年」という、かなり先・・・
その前に、感染がある程度収まった国から、徐々に緩和されていくのでは、と信じつつ、「日本の感染状況が落ち着いてから」と、これもすごく大事(↑)なわけで。
今すぐの海外旅行は諦める。近場、国内旅行が現実的です。ただそれも感染状況による。