【フィンランド】 フィンエアーでヘルシンキとマリメッコの旅 【vol.1】
北欧の国、フィンランド。ヨーロッパは2007年以来ほぼ毎年訪れていたけれど、北欧の国々はずっと縁がなかった。
それが満を持して「次の欧州出張は『フィンエアー』で行く」と決め、ピンポイントで航空券を調べ始めた。当時、日本人のツアーで「フライト時間が短いから」と、大人気だったフィンエアー。日本発着の航空券が高騰していた一方、隣りの国・韓国発が安いのを知り、行きはソウル発となった。関空からソウルまではLCC利用。ちなみに、航空券の運賃は往復で10万円以上安かった(フィンエアー公式サイトで!)
【1】人生初「フィンエアー」韓国・ソウルからヘルシンキへ
ソウル発ヘルシンキ行きのフィンエアーも、日本の成田や関空などと同様、最新鋭のエアバス「A350」型機。通常のエコノミークラスよりシートピッチ(前後の座席間隔)がやや広い「エコノミーコンフォート」(プラス1万円ほど)を座席指定した。航空券が安かった分をここに投資でき、しかも(誰も追加料金を支払いたがらないのか)とても空いていて、快適だった。乗客のほとんどがフィンランドほか欧州人と韓国人で、日本人は皆無。
ちなみに、仁川空港で利用したフィンエアー指定ラウンジは、ただの空港内にある会議室。プライオリティパスで利用できるラウンジのほうがよほど豪華だった。
★【搭乗レポ】フィンエアー「エコノミーコンフォート」 座席や荷物、詳しく解説!
★ソウル仁川 「エアライン アソシエーション ラウンジ」利用レポ
★韓国LCC「ティーウェイ航空」でソウルへ! 手荷物や機内サービス【搭乗レポ】
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AY42 ICN-HEL A350-900 フィンエアーの長距離線での最新機材 | エコノミーコンフォートの座席は、エコノミークラスと同じ | マリメッコ柄のアメニティポーチ。ただ、見た目ほど立派でなく、端から糸がややほつれ気味だった。搭乗記念品 |
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機内食1回目。韓国発らしい、牛肉プルコギ。「キムチ」が付いていた | 機内食2回目。「パスタにコチュジャン?」と思ったら、周りの韓国人、パスタにコチュジャンかけて食べていた | 紙コップや紙ナプキンはマリメッコ柄。この柄はフィンエアーとのオリジナルコラボ |
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ヘルシンキ・ヴァンター空港に着いてすぐ、ムーミンとマリメッコのショップ。吸い寄せられていく日本人多数目撃 | 空港内のショップで、トナカイの毛皮が売られていた | 北欧デザインらしいシンプルで心地よいターミナル。韓国人や中国人より、日本人の多さ!(ほぼ皆ツアー客) |
【2】マリメッコ本社とアウトレット、現地で衝撃!
フィンランドといえば、マリメッコ。フィンエアーがマリメッコの特別塗装機を飛ばさなければ、なんの興味も関心もなかったのに、ついにマリメッコ本社へと足を運んだ。といっても、郊外の鉄道駅から地元の路線バスで。
現地に着いて目撃した、衝撃の事実。開店直後から、アウトレットの店内は日本人観光客で埋め尽くされ、まさに買い漁り状態。しかも、商品が安いからと扱いも雑で大騒ぎし、フィンランド人スタッフのピリピリ感がこちらまで伝わってきた。観光ガイドに載っているマリメッコの社員食堂も、公民館の茶話会かと思った(←想像してください) 終いには、大型バスまでやってくる始末。結局、ここで買う気が失せ、別のアウトレットへ移動してやっと買い物ができた。確かに、日本では考えられないほどアウトレット商品は安かった。北欧ではマリメッコはユニクロよりやや上ぐらいの感覚。
鉄道やバスなどに乗れるヘルシンキの「交通カード」が便利だった。1日乗り放題などを買うと、支払いを気にせずいくらでも乗れる。アプリ版もあると聞き、北欧は進んでいる。
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ヘルシンキ中心部と郊外で使える交通カード。滞在先と空港、市内をカバーするエリアで「乗り放題」日数分チャージ | ヘルシンキ郊外のマリメッコ本社。工場地帯のような場所の一角にあった。郊外の駅から路線バスで最寄りまで行った | マリメッコ本社のショップ兼アウトレット。意外なほど目立たない外観。外部者も利用できる社員食堂はこの奥 |
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別の場所にあった、マリメッコのアウトレット。空港に近い(路線バスで行った) | ヘルシンキ市街地のカフェで食べたランチ。ここも、マリメッコ。素敵だったけれどコロナ閉店と。残念 | ヘルシンキ中心部で見つけた「スターバックス」は、店舗数は多くなく、店内もメニューもごく普通のお店 |
(次回)【フィンランド】 フィンエアーでヘルシンキとマリメッコの旅 【vol.2】