【JAL】 大阪(伊丹)-但馬、雪で引き返し→欠航した時の対応まとめ 【実体験】

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JALグループ、日本エアコミューター(JAC)の大阪(伊丹)=但馬線。
数年前から但馬空港での仕事もあり、よく乗っている路線です。

先週も、乗りました。

しかしなんと、伊丹空港出発し、但馬空港の上空で旋回したのち、
引き返してしまいました。ひゃー!

今まで、欠航になりそうだったり、引き返してしまいそうだったり、
フライトが1時間以上遅れたことも多々あったものの、
それでもなんとか飛んでいました。

伊丹空港が悪天候で、非常に珍しい「14」(ワンフォー、通常と逆)で、
着陸したことも。

実際に飛行機が引き返す、そのまま欠航してしまうと、いろいろ、
いろいろわかりました。念のためここに記しておきます。

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【目次】

1. 午前8時 雪で遅延、ラウンジでまったり過ごす
2. 午前9時30分 遅延のち搭乗開始
3. 午前10時 伊丹はスムーズに出発、しかし・・・
4. 午前11時 伊丹へ引き返したのち欠航!
5. 午前11時40分 JAL手配のタクシーでJR宝塚駅へ
6. 午前12時33分 特急「こうのとり」でいざ豊岡へ

1. 午前8時 雪で遅延、ラウンジでまったり過ごす

いつもの空港リムジンバスで、伊丹空港に到着。
保安検査場を通過したら「遅延」の表示が出ていました。

その理由、「但馬空港除雪作業のため」とのこと。

「除雪できるなら30分ぐらい遅れてもまったく問題なし!」と、
この時はまだまだ余裕でした。

ラウンジに立ち寄れるのがギリギリかなーと思っていたので、
30分の遅れでラウンジでの滞在時間がそのまま増えました。

当時は「リフレッシュラウンジ」という名称で、
伊丹空港サクララウンジオリジナルお菓子(!)が、
いろいろあり、けっこう好きでした。

今の新しいサクララウンジは快適です。
しかし、お菓子はいつものおつまみだけ・・・

2. 午前9時30分 遅延のち搭乗開始

搭乗時間を見計らって、9時過ぎにラウンジを離れ、ゲートへ。
30分遅れと言いつつ、搭乗が始まったのは9時30分ごろ。

但馬空港の雪かきがなかなか進んでいない模様。
天気は必ず回復する、天気予報によると・・・
だから大丈夫と信じつつ、優先搭乗。

この日は4名、意外と少なかった。
優先搭乗といいつつ、先にバスに乗り込めるだけで、
搭乗客全員が同じバス1台なのだけれども。

3. 午前10時 伊丹はスムーズに出発、しかし・・・

1時間遅れでやっと、伊丹空港を離陸。
伊丹の天気は曇りなだけだったので、すぐに水平飛行へ。

1時間も遅れたのだから、さすがに着陸するだろうと、
この時点でもまだ楽観視していたのだけれど・・・

チョコレートが配られました。
そう、この日はバレンタインデー!
しかも、JALとしては初の試みとのこと。

ANAでは以前もらったことあり、JALでも始めたのはうれしかった。
ロッテの「Ghana」、ありがたくいただきました。

JALの都道府県シールもいただくと、この便のCAさん、
以前から知っている方でした。
前回乗った便でも知っている方だったし、
よく乗る路線だと顔見知りになるものだなーと、
つくづく。

そして飛行機は、但馬空港の上空へ。
雲の上からは天気まったくわからず。

しばらくしてCAさんでなくコクピットから機長のアナウンスが始まった瞬間、
「やばいな」という直感が。

「あいにくではございますが・・・」と話し始めたらもう、
最後まで聞かずともわかりました。

旋回のち、引き返し。

ブラックアウトという、滑走路の黒い部分が雪で覆われ、
除雪しきれなかったとのこと。

顔見知りのCAさんが申し訳なく声をかけてきてくれたけれど、
安全第一、こればかりは致し方ない。

搭乗客も誰も騒がず、クレームもせずで、こちらまでホッ。
そのまま伊丹空港へアプローチ、着陸しました。

4. 午前11時 伊丹へ引き返したのち欠航!

伊丹空港に到着すると、この紙(↓)が手渡されました。

航空券の払い戻しなどの手続きの案内。
引き返してからすぐ空港のカウンターで手続きをしなくても、
あとからインターネットなどで手続きできますよ、という、
説明が書いてあります。

もちろん知っていたけれど、いちおうもらう。
もらったのは初めて。

その後、JR宝塚駅までのチャータータクシーが希望の人のみ、
到着口の手前で集合。
チャータータクシー、乗り合いで「1人500円」で行けるとのこと。

欠航が多めな但馬便へのサポート、万全です。

この日のうちに豊岡へたどり着かないといけなかったので、
ひとまず乗ることに。
ちなみに、自力でモノレールと阪急で、JR宝塚駅まで行ってもOK。
(運賃は450円)

5. 午前11時40分 JAL手配のタクシーでJR宝塚駅へ

伊丹空港からJR宝塚駅まで、タクシーで20~30分ほど。
道なりはスムーズだったものの、11時33分発の特急に、
ギリギリ乗れず、次の12時33分発に。

ちなみに、タクシー料金はメーターを見ると3,600円以上!
500円はやっぱり安い。

タクシーに乗る前、こんな紙(↑)を手渡されました。
タクシーに乗る流れなどが載っています。
裏面はアンケートで、降りる前に記入。
タクシーの運転手さんに手渡し。

JR宝塚駅で1時間弱の時間ができてしまったので、
その間にランチとお茶を済ませました。

6. 午前12時33分 特急「こうのとり」でいざ豊岡へ

JR宝塚駅から、特急こうのとりに乗り込みました。
おそらく初めて乗る、特急こうのとり。
これでJR豊岡駅まで2時間強。やっぱり遠いー。

車内はなんと、城崎温泉に向かうであろう団体客で、ほぼ満席。
しかも、通路にビールを箱ごと置き、大宴会中でした。

かの国の方々かと思いきや、日本人しかも学生。
ヘッドフォンを最大音量にし、マスクをしてなんとか逃避したものの、
まぁ、昼間から・・・ねぇ・・・

飛行機なら騒がれても一瞬だけれど、鉄道の旅は長い分、
騒々しい時間も長い。
仕事なんてとてもできる状況でなく、持っていたタブレット端末に、
溜まっていたデジタル雑誌などを読んでいました。

そして、午後2時44分、やっとJR豊岡駅、到着!!!

但馬空港で合流のはずだった関係者の方に、車でピックアップしていただき、
目的地へ。

◆◆◆◆◆

ちなみに、飛行機が引き返して欠航すると、マイルとFOPは一切付きません。
飛んだのに、です。
特にこの路線、”修行”で乗られる皆さま、くれぐれもご注意を・・・

朝9時過ぎの時点で欠航が決まっていたら、JRを使ってもあと2時間ほどは、
早く豊岡に着けていたんじゃないかなーと思いつつ、
ギリギリまで粘って着陸しようと必死に努めてくれたJACや但馬空港の方々には、
ただただ感謝しかありません。

自然の力には勝てず。

それでも昨年よりは、暖冬の影響もありつつ、新型ATRが頑張っていて、
欠航率はかなり低いのです。これホントに。

夕方の便で伊丹へ戻りました。
まさに、とんぼ帰り!

見ての通りの、美しい雪景色。そして、コウノトリ号。
一度は撮りたかった「絵」が撮れたのは大満足です。

朝に、飛行機が引き返すほどの雪がドサッと降らなければ、
この絵も撮れなかったと思うと・・・まぁ、心中やや複雑(苦笑)

JAL日本航空 先得

 

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