これで安心! LCC「ジェットスター」手荷物 徹底ガイド 【2021年版】
LCC(格安航空会社)を利用する時、最大の悩みの種であろう「手荷物」について解説します。
今回は、日本国内線と国際線を運航する「ジェットスター」(ジェットスター・ジャパン、GK便)です。
【Contents】
- 1. ジェットスター「手荷物」基本ルール
- 2. 機内持込手荷物は何kg?何個まで?
- 3. カウンターで預ける荷物の主な料金【国内線】
- 4. カウンターで預ける荷物の主な料金【国際線】
- 5. ジェットスター お得に上手く乗るテクニック
1. ジェットスター「手荷物」基本ルール
まず、ジェットスターにおける「手荷物」の超・基本的なルールから。さらに大事な項目は太字です。
■ 機内持込手荷物
・キャリーケースなどの手荷物1個+ハンドバッグなどのお手回り品1個の【合計2個】まで無料
・2個で【合計7kg】まで無料
・キャリーケースなどは「高さ56cm×幅36cm×奥行23cm」
・スーツカバーなどは「高さ114cm×幅60cm×奥行11cm」
・搭乗する前までにほぼ必ず計測される
■ 受託手荷物(カウンターで預ける荷物のこと)
・基本的に有料
・15~40kgの範囲で、5kg単位で購入可能
・片道だけオプションで購入もできる
・個数制限なし(1個あたり32kgまで)
・空港で追加すると料金が高い
ただ、運賃によって「例外」があります。
以下の運賃だと【合計14kg】まで持ち込むことができます(ただし、1個あたり10kg以内)
■ エコノミークラス「Starter FlexiBiz」運賃
■ ビジネスクラス「Business」運賃、「Business Max」運賃
■ プラス7kgの有料オプション追加
2. 機内持込手荷物は何kg?何個まで?
ジェットスターの機内に持ち込める手荷物について、詳しく解説していきます。
まず「2個」「7kg」と、しっかり覚えておきます。だから、この範囲内で絶対に納めないといけません。財布もパソコンもカメラもバッテリーも水筒も、機内へ持ち込むものは全部含めてです。
実際に計測されるのか、という答えは・・・されます。空港のカウンターだったり、搭乗ゲートに測りが置いてあったりしたことも。(大きな声では言えない)計測されなかったことも少なからずあるものの、いつ計測されても良いように万全に備えておくに越したことはありません。見逃してくれることはない、と思っておきましょう(実際にはねられている人もよく目撃します。本当に!)
そして、7.1kgで重量オーバーなのか、7.9kgでもOKなのか・・・それは経験上、どちらでもあり得えます。少ないほうで備えるのが無難です。
あと、とても大事なこと。旅行の場合、行きよりも帰りのほうが、お土産の分で増えます。保安検査後に最後の買い物をしてお土産が増えて手荷物3個になった場合も、搭乗ゲートで止められると考えましょう。LCCは大手ほど甘くありません。
機内持込手荷物が「2個」「14kgまで」となる運賃、追加オプションもあります。割高ではあるものの、出発当日の空港で追加料金を支払うことを思えば、予約時に支払うのほうが安いです。なにより、精神的にラク。14kgだと、カメラ機材やパソコンなどがあっても十分です。
【追加機内持込手荷物】(例:成田-那覇、通常期)
■ 予約時購入・・・2,130円 |
>> 国内旅行のおすすめスタイルは、スーツケース+折りたたみバッグ持参でスマートに。
3. カウンターで預ける荷物の主な料金【国内線】
空港のカウンターで、チェックイン(搭乗手続き)の際に預ける手荷物、【国内線】について解説します。
購入した「運賃」によって、有料と無料に大きく分かれます。安い運賃は有料、ちょっと高い運賃なら無料の分が含まれています。「何kgまで無料か」も知っておきましょう。
■ エコノミークラス「Starter」運賃、「Starter FlexiBiz」運賃・・・1個から有料 ■ エコノミークラス「Starter Plus」運賃・・・10kgまで無料 ■ エコノミークラスの「Starter Max」運賃・・・30kgまで無料 |
気になる料金です。東京(成田)-沖縄(那覇)の場合で。料金は、近い行き先ほど安く、遠いほど高くなります。
しかも、予約と同時に追加するのが最も安く、出発当日のカウンターがとても高くなるので要注意。
【受託手荷物】(例:成田-那覇、通常期)
■ 予約時購入 ■ 予約後追加購入 ■ 当日の空港で追加 ※全路線共通 |
※ 2021年夏期スケジュール分
※ 「Starter」運賃および「Starter FlexiBiz」運賃の場合、購入可能な預入重量は15kg以上
※ 個数制限はありません
4. カウンターで預ける荷物の主な料金【国際線】
空港のカウンターで、チェックイン(搭乗手続き)の際に預ける手荷物、【国際線】について解説します。
■ エコノミークラス「Starter」運賃、「Starter FlexiBiz」運賃・・・1個から有料 ■ エコノミークラス「Starter Plus」運賃・・・20kgまで無料 ■ エコノミークラス「Starter Max」運賃・・・30kgまで無料 ■ ビジネスクラス「Business」運賃、「Business Max」運賃・・・30kgまで無料 |
そして、料金はというと。追加するタイミングで料金の安い、高いの仕組みは、国内線と同じです。当日の空港が国際線だと国内線以上に高額となります。
【受託手荷物】(例:日本-オーストラリア、通常期)
■ 予約時購入 ■ 予約後追加購入 ■ 当日の空港で追加 ※全路線共通 |
※運休中のため以前の参考価格(2021年1月現在)
※個数制限はありません
5. ジェットスター お得に上手く乗るテクニック
LCCの運賃は、大手航空会社に比べると安いのが魅力的でも、手荷物のルールが厳しく、安いチケットだと追加料金も必要です。合計金額だと、大手航空会社と変わらない!ということも、たまにあり得ます。
旅行に携帯できる、最大50kgまで計測できるスケール(はかり)、これ、LCCにとても便利です。
最後に、ジェットスターで「できるだけ安く旅行をするコツ」をまとめました。
■ 手荷物に少しでも不安なら、1つ高い運賃を買う
■ 追加オプションを予約時に迷わず支払っておく
■ 「予約時購入」が一番安い(お得)
■ 行き→機内持込手荷物の範囲内/帰り→受託手荷物分を有料で追加
【旅行時のおすすめパターン ↑】
■ 土産を現地から「郵送」するほうが当日支払より安いこともある
■ 空港に「クロネコヤマト」「日本郵便」があることも
■ 常温、急がないものは郵送おすすめ。帰りの荷物も減って移動ラク
■ 手荷物分を先に支払っておくほうが、身も心もラク。旅が楽しくなる!