LCCでハワイ! まず「注意すべき」7つのポイント 【2018年版】
昨年末、初めてハワイへ行きました。1人旅だとどうしてもいろいろ高すぎ、今までなかなか縁がなかったハワイ。そのハワイは期待を裏切ることなく、素晴らしい場所でした。LCC(格安航空会社)に乗って誰もが手軽にハワイに行ける、とても良い時代になったなーと実感します。
LCCで長距離路線、というのも実は初めてだったので、実際に利用してみて、あぁなるほど・・・と思ったこと多々ありました。これは気を付けたほうがいいな、というポイントをまとめました。
【1】外資系LCC2社、日本発着は関空のみ
まず、LCCで、日本からハワイの路線を運航する航空会社は、2018年現在で2社のみ。「エアアジアX」「スクート」です。どちらも日系でなく、外資系のLCC。ので、「一度も飛行機に乗ったことがない」「海外旅行がまったく初めて」という方が、旅慣れた人と一緒でなく、またツアーでもなく、いきなりこのLCCを利用するのはちょっとハードルが高いかも・・・なので、念のため。
日本からの出発地は「関空」のみです。首都圏からのLCCは運航されていません。だから、首都圏や中部圏、九州圏から、わざわざ関空までみんな来ています。それほどLCCは安い。
【2】運賃は往復3万円程度、セールでさらに安く
気になる運賃はというと、エアアジアX、スクートとも最安運賃が「往復3万円弱」(諸税込)ほど。往復3万円といえば、東京=大阪の新幹線代ぐらい、それでハワイを往復できてしまうのだから、本当に安い。ちなみに、大手航空会社だと、おおよそ往復で8万円、JALやANAだと10万円超え。その3万円に、預け荷物や座席指定などの分を加算しても、まだまだ安い。
LCCなので「空席状況によって運賃が変動する」のをお忘れなく。GWや年末年始などは、大手並みとは言わずともやはり高くなります。一方、3万円よりさらに安くなる「セール」も、LCCは不定期に実施します。メールマガジンの登録もしくはSNSでフォローしておくのがおすすめ。
【3】ハワイはホテルがとても高い、1人はツラい
ハワイはれっきとした観光地。物価が高ければ、「ホテル」がとにかく高い。そのただでさえ高いところに、ホテル税だかリゾート税だか15%以上も加算されます。特に、ハワイは1室あたりの部屋代なので、お1人様には相当キツイ。ドミトリーは少なく、ビジネスホテルなど皆無です。頼みの綱の民泊(エアビー)すら高いのだから、お手あげ。できれば、複数人で泊まってシェアするのが理想的です、どこよりもハワイは特に。
お1人様といえば。ハワイは新婚旅行の定番なので、お1人様は肩身が狭い・・・ということは、ほぼないので、その辺はご安心を。ワイキキとアラモアナ界隈を避ければ、日本人観光客はグッと減りますから。
【4】空港からホテルへの移動手段も高くつく
空港からワイキキエリアへの移動も、実はけっこう高かった。「タクシー」もしくは「乗り合いバス」になります。安い路線バスもあるものの、「スーツケースの持ち込みNG」という地元ルールがあり、リュックサック程度の客しか乗れません。
JTBなどのツアーだと、空港送迎がたいてい付いているので、この懸念はクリアされます。だから、旅行会社のLCC利用ツアーはけっこうお得。
【5】SIMの現地購入は苦労する&高い
現地でネットに繋ぐための「SIM」は、ホノルルの空港で入手不可。世界の主要空港によくあるSIMの自動販売機や携帯電話会社のブースもなし。結局、アラモアナセンターにある「AT&T」へ行き、SIMを購入してなんとか開通しました。たった数日の滞在なのに40ドル以上かかったという・・・
おすすめは、「Wi-Fiルーターを日本もしくはホノルルの空港で借りる」こと。どうしても「SIM」なら、日本のAmazonなりで事前購入しておいたほうが現地よりも若干安く、しかも現地でわざわざ足を運ぶ必要もなくておすすめです。
【6】フライト中の“暇つぶし”グッズが必須
日本とハワイのフライト、おおよそ10時間です。けっこう時間、持て余しました。大手航空会社なら、エコノミークラスでも個別にモニターが付いていて、映画でも観て適当に時間をつぶせるところ、LCCの普通席にそんな便利なものは付いていません。※前方の上級クラスにはあります
ひたすら寝るにしても、狭い機内、なかなか難しいでしょう。そんな時のために「暇つぶし道具」は必須です。映画などをダウンロードしたデジタル端末、書籍・・・もちろん寝るに徹するなら、睡眠グッズも。LCCなので、ブランケットや枕などは無料では提供されません。首枕やアイマスク、耳栓なども機内持ち込みで。
スクートの場合、有料で「機内Wi-Fi」「シート電源」が使えます。これがあれば、スマートフォンやタブレットを持ち込み、映画などはあらかじめダウンロードしておき、あとはバッテリー残量を気にせず、フライト時間を過ごせます。その点、スクートのほうが快適です。
【7】LCCで有料の機内食は事前予約を
あとフライト中、お腹が空きます。喉も乾きます。大手航空会社だと機内食もドリンクも無料で提供される一方、LCCはタダではなーにもないです、すべて有料。
しかも、エアアジアXとスクート、機内への飲食物の持ち込みは基本NG。搭乗ゲートでチェックされたことはないものの、ルールには従いましょう。
有料ではあっても、機内食1食分は事前予約しておくのがベスト。実はハワイからの帰りのスクートで、機内食だけではとても足らなかったので、スナック菓子にカップ麺、ドリンクを追加するはめになり、日本円1,500円分を機内で思い切り散財してしまいました。朝ガッツリ食べて、機内でじっとしていても、お腹かなり空きました。出発前に空港がガッツリ食べるのも手。
良い旅を☆
++++++++++++++++++++++++++++++
Instagram 更新しています → ★
Facebook ページ → ★
Twitter → ★
++++++++++++++++++++++++++++++