【中国・重慶 成都】 中国高速鉄道とパンダ基地の旅【vol.2】
重慶は、中国に4つしかない「直轄市」の1つ。人口約3,100万人。ちなみに、東京都の総人口が1,396人(2021年) 在重慶日本国総領事館もある。
とにかく大都市な上に、中国というスケールの違いを実感させられた。その後、重慶から四川に陸路移動を試みたが、これが想像以上に大変だった。
(前回)【中国・重慶 成都】 中国高速鉄道とパンダ基地の旅【vol.1】
【3】”美食の街”重慶で「牛肉麺」三昧
重慶は「美食の街」と聞いていた。特に有名なのが「重慶火鍋」「麻辣」など。ただ、辛いのが苦手なので泣く泣くパス。結局、連日の「牛肉麺」行脚となったが、これはこれで絶品だった。
あとは、映画「千と千尋の神隠し」の湯屋のような人気スポット「洪崖洞」を訪れたり、スターバックスへ通ったり。重慶地下鉄も、路線が縦横無尽で乗客もとても多い。夜のライトアップも電球と電力の量も日本とは違うのだろう、写真以上にギラギラだった。
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重慶のシンボル、中心部にある「解放碑」の周辺は高級ブランド店 | 本場の「重慶小面」(牛肉麺) これはあっさり味 | 重慶小面を食べた麺屋。モール地下。英語は通じなかったが、簡体字のメニューでなんとか注文 |
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蘭州牛肉麺の店を発見。上の「清真」はイスラムという意味で、つまりハラール対応のお店 | これも蘭州牛肉麺? 麺と具材が別々で、つけ麺スタイルだった。辛くなく、とても美味しかった | 重慶の解放碑近くにあったパンダのオブジェ。重慶は元・四川省 |
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重慶の裏通り。いかにも中国らしい光景もあってホッとした | 洪崖洞にあった、海賊船? | 洪崖洞から見た、対岸の風景は真っ白 |
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洪崖洞で見つけたカフェで休憩。中国とは思えぬほどステキで、店員さんも英語が通じた | そのカフェで食べたお茶漬け。麺ばかりでやや飽きてきたので、これは最高。お茶もとても美味だった | 「重慶羅漢寺」という千年の歴史ある中国寺院。入場料10元で見ごたえ大いにあった |
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ホテル近くのスターバックス。これ以外にも、スターバックスの店舗がそこらじゅうにあった | 店内は広くてデザインもおしゃれ。ここは何度か通った。中国のスターバックスは価格けっこう高め | 洪崖洞にあったスターバックス。外観から気になったものの、時間がなく利用できなかったのが今も悔やまれる |
【4】高速鉄道で重慶から成都へ。広場が違うと駅も違う
重慶から成都へ。高速鉄道が走っているのを知り、しかも1時間20分。駅の下見を兼ね、乗車前日に切符を買いに行ったら、外国人は自動券売機では買えずに「窓口のみ」と言われ、ここでも英語が通じない中、なんとかゲット。
翌日、地下鉄で「重慶北駅」に行くと、ここは「南広場」であり、出発は「北広場」と。しかも、徒歩だとなんと1時間以上かかると現地で知る。連絡通路などなく、路線バスは見つけられず、白タクの勧誘を振り切り、正規のタクシー乗り場からタクシーで出発する駅へ。しかも、中国の鉄道は保安検査とパスポートチェックがあるうえ、とんでもない乗客数。ギリギリなんとか乗車した途端、出発時刻より早く発車した(中国あるあると後で聞く) 高速鉄道の乗り心地は悪くなく、あっという間に成都東駅へ到着した。
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重慶北駅「南広場」の切符売場。とても広い。窓口は英語が通じにくい | 高速鉄道の切符。購入にはパスポートが必要。日本人だからと差別されることはなかった | 重慶北駅「北広場」の待合場所。平時なのに、とんでもない人出 |
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重慶北駅「北広場」のホーム。乗車する「和谐号」のみ停車。出発間際で人がいない | 「和谐号」2等車内。人が少ないと思いきや、満席。大声で話す人多数、賑やかだった | 成都東駅に到着。これでもかというほどの人・人・人。ここから地下鉄で成都中心部へ |
(次回)【中国・重慶 成都】 中国高速鉄道とパンダ基地の旅【vol.3】