★トラブル★ 海外で「グローバルWi-Fi」 現地で使えない! 対処フロー
先の欧州出張で「海外Wi-Fi」をレンタルしました。
・・・が、現地で思わぬトラブルに遭遇。
結局、まともに使えずじまいでした。
今回の顛末、記しておきます。
■ 申し込み・受け取り
今回利用したのは「グローバルWi-Fi」です。
理由は1つ、伊丹空港に受け取り窓口があるから。
2016年6月現在、伊丹空港で唯一です。
JALのホームページから、申し込みました。
これもJALのマイルが貯まるからです。
伊丹空港の店舗は1か所で、ANA側のターミナルにあります。
国際線チェックインカウンターの目の前です。
今回はJAL利用なのでいったん取りに行かねばなりません。
早くJAL側にもカウンターを設置してほしい・・・
受け取りはスムーズ。朝7時にはオープンしています。
現地に着くまでルーターの電源は入れてはいけないので、
そのまま成田経由で出国しました。
■ いきなりトラブル発生!
最初の国は、イギリス。
空港とホテルにいることがほとんどだったのですが、
動作確認もしたかったので、試しに電源を入れると、
みるみるうちに、ルーターが熱くなってきました。
なんだか嫌な予感がし、その時はすぐ電源オフ。
もうちょっと確認したかったけれど、慌ただしく、
そのまま次の国、スペインに飛びました。
■ 「通信料が少ない」とメールが届く
バルセロナでは街に出たので、ルーターの電源を、
改めて入れてみると、やはり熱い。
ほんのり温かい・・・というレベルではありません。
数分が経つと熱くて手で持っていられないレベル。
しかも、バッテリーがどんどん減っていきます。
満充電したのに、たった数分で減るのもおかしい。
さて、どうしようか・・・と思っていたところ、
グローバルWi-Fiから、メールが届きました。
通信料が少ないと「調子はいかがでしょうか?」と、
届くようです。さすが、日本の会社!
■ 現地からグローバルWi-Fiに連絡
早速、現状報告のメールをしました。
そうしたらすぐ、メールで返信がありました。
何度かやり取り・・・メールの返信が早い。丁寧。
この辺は感心しました。
しかし、ルーターはやはりバッテリーの劣化が、
考えられるということで、これ以上使用しないのを、
勧められました。
もちろん現地なので、代替機の手配は不可。
いきなり海外で「Wi-Fi難民」です。
■ 使えなかった場合の対処は3つ
グローバルWi-Fi側からの代替案は3つ。
(1)3大キャリアのパケ放題プランを使う
(2)ホテルなどのWi-Fiを使う
(3)上のプランを使わず全額返金
上の2つにかかる費用はグローバルWi-Fi側が、
全額負担してくれるとのこと。
しかし、こちら3大キャリアでなくフリーSIM。
滞在するホテル、すべて無料Wi-Fiです。
・・・ので(3)を選び、これも連絡。
■ 返金までの流れ
とりあえず、そのまま一切使わずに帰国。
伊丹空港で返却ボックスに入れました。
そして、返却完了メール後にもう一度、
グローバルWi-Fiに連絡しました。
全額返金がいつされるのか問い合わせると、
これまた返事が早くて助かりました。
カードで引き落とされたのが、5月31日。
社内で返金処理されたというのが、6月20日。
カードで返金処理が確認できたのが、6月30日。
同じ月内での返金は間に合いませんでした。
やや長期出張だったので致し方ありません。
サポートの素早さ、丁寧さは満足しています。
■ 結論と今後
全額返金してもらえたのは良かったです。
(海外だと無理・・・と現地在住者の談)
ただ、まったく使えなかったのは痛かった。
代替案ではフリーSIMユーザー、使えません。
現地のSIMを買って対応もしたかったものの、
今回持参したiPhoneはdocomo仕様。
(docomoは昨年末に解約済)
海外の現地SIMはまったく使えません。
そのためにルーターを借りたのに・・・┐(´`)┌
借りたルーターが古かったのがそもそも原因。
これを防ぐには、どうしたらよいでしょうね。
レンタカーなら、大手だと新しい車だけれど。
グローバルWi-Fiも大手のはずだけど。
電子機器のレンタルは怖いな、と思った次第。
ただ、いざという時のために、何事もそうだけれど、
トラブル時の大手はやはり安心です。
【追記】
もしかしたら次までにSIMフリーの格安スマホ、
入手するかも。新品で、できるだけ安く。
iPhone も購入から2年半経っている・・・
(↑ サブ機としては全然使えてはいるけれど)