オランダ・スキポール空港 KLM「ラウンジ25」(シェンゲンエリア)
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コロナ禍で、海外渡航の機会が激減し、空港の「ラウンジ」巡りができなくなって久しい今日この頃。日本国内の空港にあるラウンジだけでは、やはり物足りないものがある…。
今回、コロナ後初めてのヨーロッパで、KLMを利用。スカイチームだけはステータスが低いために特典も少なく、ずっと縁がなく。大阪発着便があり(個人的にもはや数少なくなった)まだ乗ったことがないエアラインの1つで、思い切って発券。感染拡大で何度も変更せざるを得なかったものの、やっと乗ることができた!
KLMの拠点空港、オランダのアムステルダム・スキポール空港には、2つのラウンジがある。
■ Lounge 25(シェンゲン行き)
■ Lounge 52(シェンゲン外行き)
今回利用したのは「Lounge 25」のほう。日本出発はKLMでなくパリからエールフランス航空だったので利用できず、また次回。
正式名称は「KLMクラウンラウンジ」で、KLMのロゴにもあるクラウン=王冠というのがまたいい。テンションが上がる。
ラウンジの入口で、搭乗券のバーコードを改札の端末にかざすと中に入ることができた。もしトラブルがあっても、オランダは英語が通じるので安心。
ダッチデザインと言われる、オランダらしいデザインや調度品。海外、特にヨーロッパのラウンジは本当にステキ。
ただ、ラウンジの入口付近は満席で混雑。奥に行くほど空いていた。ちなみに、ラウンジには外が見える窓がなく、飛行機も見えないのが残念。
海外のラウンジは国内線相当でも「食事」がいろいろ置いてあるのが、またいい(日本のラウンジはおつまみのみ)
サラダ、スープ、パスタ、ハム、パン、フルーツなど。ブッフェ方式。豪華とは言えないまでも、お腹を満たすには十分な量とラインナップだった。
特に欧米では外食がとても高く、1人では利用しづらい。ので、空港のラウンジで胃袋を満たすことがけっこうある。とてもありがたい存在。(苦笑)
コーヒーは、コーヒーマシン。紅茶は、オランダでメジャーな「PICKWICK」のティーバッグが置いてあった。それほど高い紅茶ブランドではないけれど、日本で買うとそこそこ高いし、簡単に入手もできないのでうれしかった。
ちなみに、KLMの機内で提供される紅茶も「PICKWICK」ではあるものの、ビジネスクラスは「Slow Tea」という高級ブランドのほう。同じブランドだけどやはりビジネスクラスは違った。
窓から外が見えない分、壁にはオランダらしいデザインも。バーカウンターの椅子がKLM色!
ラウンジ内に無料Wi-Fiあり。電源は多くはないけれど、そこそこあった。シャワーもトイレもラウンジ内にあり。
ちなみに、シェンゲン外へ出発する際に利用できる「Lounge 52」には、野外テラスがあるそう。うらやましい!
まとめ
KLM、スキポール空港のラウンジは、ビジネスクラスの利用やステータスがなくても、KLMの搭乗客であれば有料で利用できます。シェンゲンエリアで1人50ユーロ、非シェンゲンエリアで1人65ユーロ。「フライングブルー」会員なら10%引きなので、入会無料だし入っておくのがおすすめ。
他の欧州系エアラインのラウンジと比べると、可もなく不可もなく、という感想。一通りはそろっている、でもスイスインターナショナルエアラインズのような高級アイス食べ放題がないし、ラウンジから外や飛行機が見えないというところで、評価点はややマイナス。ラウンジ内は人も多くて、すごく清潔!というわけでもなかったし。
ただ、利用できるなら損ではないし、シェンゲンエリアなら50ユーロ+10%引き。外の混雑するエリアでご飯を食べるよりは、確実にのんびりできる。