【実例レポ】 空港でスーツケース破損! 航空会社の修理や補償 保険の知識も
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飛行機で預けるスーツケースなどの手荷物。
国内なら丁寧に扱っても、海外は手荒い。
投げられる、雨ざらしなど日常茶飯事。
先日、日本帰国時に受け取ったスーツケース。
角が大きく凹んでいました。
事態が起きたのが、2023年6月。
スーツケース購入は、2020年1月。
これまで7回ほど使用(海外渡航時のみ)
製造はカバンでおなじみ兵庫・豊岡のメーカー。
頑丈なモデルで、簡単に凹むはずない。
しかも、さらに悪質だったのが・・・
「プライオリティタグ」破られた!
10年ほど上級会員だけど初めて。
しかも破り方、あまりに故意。
「凹んでしまったと破ったのでは・・・」
と仰られた方、正解だと思った。
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◆
受託手荷物の破損は、空港内にいるうちに申告。
これ鉄則。空港を出ると補償してくれないことも。
基本は、手荷物受取所にいる航空会社スタッフに言う。
ただ、自分は到着口を出た後に気づいた。
ダメ元で、出発フロアにある航空会社のカウンターへ。
この場合、発券元の航空会社が申告先。
自分の場合は、キャセイパシフィック航空。
折り返し便の搭乗手続き中、スタッフが対応してくれた。
しかも慣れた感じで(実は多い?)
日本(関西空港)で日本人同士、やり取りラクだった。
その場で、航空会社に提示したのは以下。
■ 航空券(紙)
■ eチケット控え(紙)
■ 証拠画像
(3日前にたまたまスマホ撮影)
質疑応答、申請用紙に記入などで所要1時間ほど。
「修理のご案内」と「事故証明書」、
クロネコヤマトの着払い伝票をもらう。
スーツケースの発送は自分でやる必要あり。
修理会社への事前連絡などは不要。
この翌日、近所のクロネコヤマト営業所へ、
スーツケースを持ち込んで発送。
営業所で、プチプチで包んだ(無料)
営業所から発送(大阪)6月28日
自宅到着 7月6日
10日余りで修理完了。
前触れもなく返却されたら・・・
きれいに直っている!!!
感動!!!
しかも、磨いてくれたようで、ピカピカ。
かかった費用は「ゼロ」「航空会社負担」です。
ちょっと手間かかったけど、ありがたい限り。
なお、キャセイ指定の修理業者は、
広島の「第一ボデー」という会社でした。
個人的な修理、保険対応なども対応してくれるようで、
覚えておいて損はなさげ。
◆
航空会社が発行する「事故証明書」はとても大事。
スーツケースの破損などは航空会社が補償してくれても、
中身の破損などは、海外旅行保険の対象。
海外旅行保険には必ず加入を。
「携行品損害」です。
保険会社は手ごわいですよ。
「事故証明書」ないと補償してくれないことも。
交渉も面倒。書類あれば一発で通る。
ちなみに今回、中身は、オリーブオイルが、
少し漏れていた程度。
300円ぐらいのもので、保険請求せず。
◆
ちなみに、どこで凹んだ?というのが、
おそらく、乗継したカタール・ドーハ。
カタール航空同士の乗継、13時間あった。
航空会社より空港のハンドリングが問題。
貧富の差が激しい国なので。
行きは乗継2時間弱で何事もなかったので、
今後、長く預けないように気を付けなければ。
キャセイ、関係ないので気の毒だけれど、
こればかりは発券元が責任を持つのが、
国際的なルールです。