世界ソラ旅 SOLA TRIP

旅行・飛行機・空港の情報マガジン

航空会社 AIRLINES機内食 Inflight Meal

【中国東方航空】 評判通り?やばい? 機内食や手荷物は… 【搭乗レポ】

※記事内広告が含まれる場合があります

運賃は確かに安い、しかし・・・
できれば避けたいと誰しもまず思う、
中国系の航空会社。

中国国際航空
中国東方航空
中国南方航空
厦門航空
四川航空

ほかにも数多の航空会社。
国土が広大な分、航空会社も多い。

今回、中国・西安へ取材。
その利用航空会社がこちら(↓)

人生で初めて「東方」に乗ることになった。
その搭乗レポート。

【目次】

1. 東方はwebで事前座席指定ができない!?
2. 空港のカウンターはガラ空き、その理由は・・・
3. 手荷物はエコノミー2個まで無料、持ち込み10kgまで
4. 満席のエコノミー、シートは旧型
5. 青島で国内線に乗り継ぎぐのは「穴場」
6. 青島=西安は国内線、機内食が謎に豪華
【まとめ】中国に慣れれば安く乗りこなせてありがたい

1. 東方はwebで事前座席指定ができない!?

中国東方航空のEチケット(航空券)
搭乗1ヶ月前にメールで、旅行会社から送られてきた。
(中国は仕事が早い)

早速、中国東方航空の公式サイトを開く。
事前座席指定をしようとしたら、NG。

公式サイトで購入した航空券のみ事前座席指定可。
一方、旅行会社などで購入したチケットは一切不可だった。

早々に送られてきても意味なし。

2. 空港のカウンターはガラ空き、その理由は・・・

搭乗当日、関空に出発2時間前に到着。
カウンターへ行くと、空いていた。

空席たくさんのうれしい予感。
意気揚々とカウンターで聞くと「満席」と。

中国人、搭乗手続きが早い。

しかも、既に座席が「3-3」のど真ん中しか空いてなく、
絶望的な表情をしたのがカウンターのスタッフに伝わり、
「非常口座席であれば窓側をご案内できます」と、
ありがたい提案をいただき、即座に飛びついた。

ひとまず、ホッ。

JALのマイルは付く
ステータスは効かない

中国東方航空は「スカイチーム」
でも「ワンワールド」であるJALのマイルが付く。

旅行会社手配のチケット、予約クラスが低い。
マイル積算率「50%」(当時)

いつも謎。
中国大陸への便、マイル積算率が高い日系・・・

なお、「FLY ON ポイント」は付与されず。
ワンワールドのステータスもチーム違いで効かない。
ラウンジや優先搭乗なども利用できないのに注意。

3. 手荷物はエコノミー2個まで無料、持ち込み10kgまで

中国東方航空、日本線の場合。
エコノミークラス「23kg×2個」まで無料で預けOK。

そして「機内持ち込み10kg」まで可能。

大きさ制限あり。
詳しくは→中国東方航空公式サイト

4. 満席のエコノミー、シートは旧型

関空のゲートは南ウイング(当時)

午前はこの辺、中国本土行きばかり。
ゲート前からすでにここは中国。
ものすごい熱気(3月なのに)

大阪=青島=西安への便。
使用機材は「エアバスA320」(当時)
塗装が古い、使用年数20年超え。

青島で乗り継ぎ、とはいえ、西安まで同じ機材。
しかも、同じクルー(乗務員)だった。

エコノミークラスは「3-3」の単通路。
大手なのでシートピッチの狭さは感じず。
でも満席はけっこう圧迫感あり。

座席に個人用モニターや電源、皆無。
USBポートすらなし。

機内食は1種類のみ、野菜がなし!

大阪=青島のフライトは3時間ほど。
「機内食」が1回。

中国の航空会社なのに「パスタ」一択。
野菜ない(苦笑)

関空発は、関空内の機内食工場で製造。
味それなり、たい焼きもあって、完食!

5. 青島で国内線に乗り継ぎぐのは「穴場」

青島でいったん全員が降機。
中国の入国審査を受けて再度搭乗。

中国の入国審査、北京や上海は「カオス」
青島での乗り継ぎは正解。
中国の出入国審査で行列なしは貴重。

降機時、「乗り継ぎ券」を渡される。
これがないと乗り継げない。

青島空港での乗り継ぎ待ちに見かけたANAの767。

青島での乗り継ぎは1時間、すぐ。
ラウンジに立ち寄る間なく、搭乗開始。

目の前にさっき乗ってきた機体がある。
でも、ゲートをくぐって階段を下りてバスに乗る。
さらに、違う階段を上って搭乗する。
中国らしい、謎すぎる搭乗ルート。

6. 青島=西安は国内線、機内食が謎に豪華

青島から西安も3時間近くかかる。
機内食が出た。

その量に驚く。
1.5人分ぐらいある。

ボックスの中に、パンとスナック、水、ザーサイ。
別途、白ごはんとおかず。

味は中国東方航空クオリティ。
美味しくないけど激マズではない。

西安キッチリ定刻で到着。
それっぽい置き物の兵士たちが出迎えてくれた。

【まとめ】中国に慣れれば安く乗りこなせてありがたい

中国東方航空は、大手ながら「安い」。
スカイスキャナー」で検索すると最初に出てくる。
LCCと匹敵するぐらい、ホント安い。

手荷物ルール緩い、機内食ある、シートピッチ広い。
さすがにLCCと比べると、いろいろ上。

日系のほうが、もちろん良いのは言うまでもなく。
特に中国路線ほど、そう思う。
ただ、運賃高い。ものすごく高い。

中国の航空会社は「慣れ」。

慣れてしまえば、安くてありがたい気持ちになる。
何時間でも平気なら、欧米へもすごく安く飛べる。

あと、中国東方航空はクルーがとてもたくましい。

客室乗務員4名のうち、3名が女性、1名が男性。
特に今回、女性チーフパーサー。
見た目からものすごくきつそう。
しかし、ビシッと要所要所の綻びを、
まさに「締めて」いた。
満席なカオスな機内、とても「平和」だった。

クルーがたくましい安心感、すごく大事。

>> Hotels.com で価格をチェックする
>> agoda(アゴダ)で価格をチェックする
>> 海外ホテル検索、Booking.com