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【ANA】 国内線「プレミアムクラス」(大阪・伊丹→札幌・新千歳) 【搭乗レポ】

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ANAの国内線は「普通席」「プレミアムクラス」の2クラス制。大阪(伊丹)から札幌(新千歳)への出張で、航空券の手配が直前だったのもあり、普通席とプレミアムクラスの運賃差がそれほどなかったので今回、プレミアムクラスに搭乗しました。JALの国内線ファーストクラスは年ほぼ1回ペースで乗っているのに、ANAのプレミアムクラスは2年ぶりぐらい。

久々に搭乗して、JALのファーストクラスとの違いもいろいろ気づいたので、記しておきます。

まず、搭乗するまでに、普通席との違いがいろいろと。「プレミアムチェックインカウンター」「保安検査場のプレミアムレーン」「ANAラウンジ」など。最近、伊丹空港のチェックインカウンターと保安検査場、特にANA側は長蛇の列なので、別レーンなのは大いに助かりました。ANAラウンジについては、昨年書いた以下の記事があるので、ご参考まで。

大阪・伊丹空港 ANAラウンジ

ちなみに、伊丹空港のラウンジはJALのサクララウンジよりも居心地かなり「上」です。しかし、JAL国内線ファーストクラスの場合、その上の「ダイヤモンドプレミア ラウンジ」が利用できるわけですが。

そして、プレミアムクラスの場合、「優先搭乗」もできます。今回のような大きな機材(ボーイング777-200型機)だとできるとラク。

プレミアムクラスのシートは、普通席と比べるに及ばず、「広くて快適」です。ただ、JAL国内線ファーストクラスのような、座った瞬間のズッシリとした感じがなかったのがやや残念。シート回りもなんとなくJALのほうが上な気も。

それでも、プレミアム感は十分あります。満席につき、ボーイング777-200型機の「2-3-2」のど真ん中しか空いてなかったのは悲劇でしたが、さほど苦痛でもなかったです。

朝便だったので、朝食。お弁当の箱は紙、スープの器も紙、スプーンとカップはプラスチック、おしぼりはいつもの・・・(以下略) JALと比べてはいけないと、見た目から思ってしまいました。

JAL 国内線「ファーストクラス」搭乗レポ  (羽田→伊丹)
JAL 国内線「ファーストクラス」搭乗レポ (羽田→那覇)

味のほうも、パンが特にダメで、不覚にも食べきれずに残してしまいました。ただ、湯葉入りショウガスープは(紙コップはともかく)美味しかったです、お代わりしたかったぐらい。よく乗る方によると「伊丹発の朝は特によくない」とのことで、これは改善の余地ありかと。前にプレミアムクラスに搭乗した時、羽田発の夕食時間帯だったので、けっこう美味しくて完食したのですが・・・

ちなみに、プレミアムクラスの食事、2017年冬スケジュールから大幅改善されるとのことです。その改善に大いに期待!!!

食後の紅茶と、茶菓子は「いわてまり」。コーヒーも飲んだので、いわてまりを2個いただきました。

JALより素晴らしいと思ったのが、ドリンクメニューに「TWG」のロイヤルダージリンティーがあったことです。日系エアライン、紅茶は普通席ではないですし、国際線であっても外資系エアラインと比べるとかなりイマイチ感。その中で、シンガポールの高級紅茶ブランドのTWGがラインナップされているのは、お酒が飲めない紅茶好きにはとてもうれしく、実際に飲むと、すごく美味しかったです。コーヒー飲まずにもう1杯、飲みたかったぐらい(苦笑)

プレミアムクラスのヘッドフォン。普通席と同じ・・・ではないとは思うけれども、どうでしょう。

あと、シートごとに「電源」やUSBポートは、ある機材とない機材があるようです。今回はありました、が、コンセントを挿しても作動せず(でも特に困らなかったので結果オーライ)

今回の飛行機、「JA701A」でした。伊丹でも新千歳でもきれいに機体を撮れなかったので、新千歳空港の展望デッキから離陸していくところを撮影。レジ番号をよく見たら、777の初号機ですね。確かに機内ちょっと古かったです。

話をまとめると、JAL国内線ファーストクラスのほうがシートや食事は上だけど、JALはかなり路線限定ですし、ANAも食事は10月29日から改善されるとのことで、その差はグッと縮まるのではと大いに期待しています。