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飛行機の「乗り継ぎ」で乗り遅れそうになったら? 対策法も 【実体験レポ】

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飛行機の「乗り継ぎ」で心配なのは、ちゃんと乗り継げるか、
・・・・・ということに尽きるかと思います。
国内線ならまだしも、国際線だと「言葉」の問題しかり、
欠航率、遅延率が高い国も多々あります。

国内そして海外で多くの「乗り継ぎ」を経験してきて、
乗り遅れたことも、一度や二度あります。
で、どうなったか・・・ということなどを、傾向と対策を踏まえ、
以下に記します。

日本国内での「乗り継ぎ」はまだマシ

もし、日本国内で、同じ空港で乗り継ぎ場合。

例えば、羽田や成田で、国内線から国際線へ、
という乗り継ぎです。

この場合、航空券を「通し」で買っていれば、通常、
前便がもし遅延したら、情報が後便にも伝わります。
乗り継ぎが危なそうであれば、前便が到着するころに、
出口のところで名前を書いたボードを持ったスタッフが、
必ずいるはず。探して声をかけましょう。

通しの航空券でもアライアンス外には注意!

以前は、JALとアメリカン航空、ANAとユナイテッド航空という、
提携会社のみで航空券を販売していたところ、最近は、
ANAとアラスカ航空といった、提携外の航空券も、
公式サイトなどで買うことができます。

これは便利な一方で、遅延の連絡などは行き届かないので、
けっこう怖い航空券です。要注意。
もちろん、スムーズに乗れた時は問題ありません。

海外での乗り継ぎで遅れそうになったら?

海外の空港だと、外資系航空会社だと、どうなるか。

海外は日本以上に、遅延や欠航が日常茶飯事です。
しかも、日本ほど、なんでもやってはくれません。
到着口にスタッフがいないことも多々。

まだ「通し」の航空券であれば、次便に、遅延の情報が、
伝わっているはずです。
ただ念のため、カウンターなりゲートなりに走りましょう。

便の変更や振替などは、はっきり主張して、自分で、
しっかりやらないと、何も前に進みません。

日系航空会社を利用する安心感はこういう時こそ

せめて、日系航空会社(ANAやJAL)の利用だと、
きちんと連絡してくれたり、現地のスタッフが、
まだ日本人だったりするので、マシです。
トラブルが起きた時の日系は、本当に心強い。
航空券が多少高いのも、こういう時に納得できます。

実際に乗り継ぎで乗り遅れたらどうすればよい?

「航空会社が振替の手続きをしてくれるケース」と、
「自分でやらないといけないケース」に二分されます。

もし、前便の遅れが「航空会社理由」などの場合だと、
次の便へ自動的に振替てくれ、補償してくれます。
新たに航空券を買いなおす手間も費用も不要。

ただ、チケットオフィスなどが閉まる可能性があり、
とにかく早めに手続きを。

格安航空会社などだと、自分ですべてやる必要あり。
便の振替も、次の日ならホテルの手配(自腹)も。
まず、航空会社のカウンターかチケットオフィスへ行き、
その場で解決しなければ、自ら動きましょう。

フランクフルトでの乗り継ぎ、前便が大幅遅延した結果

ルフトハンザドイツ航空で、イタリア・ボローニャから、
ドイツ・フランクフルトを経由し、オランダへ。
航空券は「通し」で買っていて、乗り継ぎ2時間。

で、ボローニャで出発、2時間遅れました。
フランクフルトに着いたら、出発5分前。
しかも、沖駐め。ターミナルへバスでのご案内。

スタッフは誰も待っておらず、ひとまず次のゲートへ、
しかも、違うターミナルへダッシュしました。
あんな息を切らして走ったのは初めて・・・

やっとのことで搭乗ゲートに着いたら、あれ、
飛行機がまだ、いる・・・?
ゲートのスタッフに聞くと「あなたの便は欠航、
予約は次の便に振り替えられてるわよ」と。
事態をすぐに飲み込めなかったけれど、ルフトハンザは、
仕事をしてくれていたようです。ホッ。

そういえば、ボローニャで預けた手荷物も、
もし自分だけが乗れても当然、乗らないわなと、
あとから気づきました。

「別切り」チケットは要注意、すべて自己責任!

航空券が、通しではなく、別々に買った場合。

遅延や欠航などの情報は一切、伝わりませんから、
ノーショーとなります。
出発後だと、お金も一切戻ってきません。

通常の航空券以上に、乗り継ぎ時には、
重々気を付ける必要があります。

ソウル仁川での乗り継ぎ、アシアナ→キャセイの場合

関空からソウル仁川までは、アシアナ航空、
ソウル仁川からは、キャセイ。
アライアンスも違うし、航空券ももちろん別々。

ソウル仁川の乗り継ぎ、2時間ちょっと。
関空でヒヤヒヤして搭乗したものの、結局、遅延なし。
いったん韓国へ入国し、直後にキャセイのカウンターへ走り、
搭乗手続きをして、再出国。

いちおう、関空を朝9時発の便にしました。
関空、早朝や日中、夜だと滑走路の混雑も少なく、
遅延率も低い。10~11時、夕方は要注意。
その辺の事情も知っておく必要、あります。

まとめ。確実に乗り継ぎをするための「対策」

飛行機の大幅遅延や欠航は、どんなに気を付けても起こります。
さらに「乗り継ぎ」があれば、リスクが高まってしまうのも、
致し方ないところ。
人間が間に合っても手荷物が間に合わなかったということも、
起こり得ます(ロストバゲージ)

取り急ぎ、「対策」できることは以下です。

■ 乗り継ぎ時間を十二分に確保する
■ 代替手段を頭の片隅へ入れておく
■ 次便に乗り遅れそうなら前便のスタッフにあらかじめ伝える
■ 乗り継ぎがスムーズにできる空港を選ぶ
■ 日系航空会社がなにかと安心

乗り継ぎがスムーズな空港は別記事でまた紹介します。