LCC「タイ・エアアジアX」の機内食 実食レポと価格 【搭乗レポ】
※広告内記事が含まれる場合があります
LCCでは機内食が有料、は基本中の基本。ただでさえLCCで節約の旅、「有料なら食べなくてもいいや、節約!」という方が多々かと思います。
しかし・・・・・
機内食が有料ということは、LCC側からすると「売りたい」わけです。機内に置いてあるメニューを眺めると、おいしそうで食べたくなる、思わず買ってしまいたくなる機内食が、多々用意されています。公式ホームページにも載っていて事前チェックも可。
いまや世界のLCCナンバー1ともいえるエアアジアでは、有料の機内食、けっこうな力の入れようです。
エアアジア、航空会社としての実績を重ねるごとに、機内食の内容が乗客のニーズにグサッと突き刺さるといいますか、まさに”洗練”されてきた感があります。しかも、路線ごとに異なるメニューも、とても豊富。この点、他のLCCを圧倒しています。
■ 大阪・関西 → バンコク・ドンムアンの機内食
まず、関空から深夜にバンコクへ向かう便にて。
オンラインチェックイン前のプリオーダー(事前予約)限定メニューの「グリルチキンとジャスミンライス」に加え、バナナケーキとオレンジジュース。
深夜出発、早朝到着なので、別に無理して食べなくても良い時間帯ではあるものの、せっかくなので食べてみたら、大手航空会社のエコノミークラスで提供される機内食よりも、はるかに美味しくて驚き。日本人の口にも絶妙にあう味付けで、瞬く間に完食。晩ごばん、少なめにしておいてよかった・・・
そもそもLCCで、しかも深夜便で、機内食をお金を支払ってまで食べる客など皆無なので、真っ先に運ばれてきました。容器は簡易素材、フォークとスプーンもただのプラスチックなのは、LCCあるある。
■ バンコク・ドンムアン → 大阪・関西の機内食
帰りの便、バンコク・ドンムアン→大阪・関西です。これは昼間便。
これもプリオーダー限定で、「日本風照り焼きチキンごはん」と、バナナケーキとオレンジジュース。ニンジンやシイタケ、錦糸卵までのっていて、普通に「日本の味」。もちろん完食。搭乗前に、ドンムアン空港のきれいで素敵なラウンジで、たらふく食べたというのに・・・(苦笑)
バンコク ドンムアン空港のラウンジ THE CORAL EXECUTIVE LOUNGE (国際線) 【プライオリティパス】
そう、バナナケーキ、まさかの行きとまったく同じ(笑) よく見たら、オレンジジュースもブランドまでまったく同じでした。これも、LCCあるある。
でもこのバナナケーキ、けっこうおいしくて、行きも帰りもしっかり食べ切ったのです。見た目ほど甘すぎず、ちょうどよいサイズ。欲を言えば、オレンジジュースよりホットの紅茶のほうが合うかなと思いました。紅茶も有料でオーダーすれば出てきます。
■ 機内食は「事前予約」が安くておすすめ
エアアジアの機内食は、少なくとも中長距離路線であれば、機内で購入するより、プリオーダー(事前予約)がおすすめ。機内よりも選べるメニューが多く、品切れで悲劇という心配もなし。
特に、飛行時間が長いホノルル線などはぜひ。ちなみに、機内への飲食物の持ち込み、エアアジアはNGです。気を付けましょう。機内で提供される温かい機内食、美味しいですよ。
その機内食の価格、タイエアアジアXの場合、200タイバーツ=約700円、です。LCCでガッツリ飯、と考えると、この価格は決して高くはない。「路線限定」のご当地メシなどもあるので、ぜひチェックを♪