【中国】 北京首都国際空港での乗り継ぎ 主な注意点とスムーズに通過する方法【実体験】
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航空券を検索すると、まず最初に出てくるのが、
LCC(格安航空会社)と、中国系エアライン。
中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空、
四川航空、海南航空、厦門航空・・・・・
中国系、アジアやヨーロッパ、アメリカ行き、
とにかく安いです。
航空券が安いには、それなりの理由があります。
安易に、中国での乗り継ぎを「安いから」と選ぶと、
大変な目に遭う、ダメージ食らいます。
特に鬼門とされる、北京や上海での乗り継ぎ。
今回は「北京首都国際空港」での乗り継ぎを、
国際線、国内線ともに経験したことから、
主な注意点、スムーズに乗り継ぐ方法を、
ご紹介します。
注意点【1】乗り継ぎに時間がかかる
日本発北京行きの飛行機は、たいてい定刻。
問題は、北京に着いてからです。
到着後、出口に向かう列と、乗り継ぎに向かう列に、
分かれます。
「过境(乗り継ぎ)」のほうに行きます。
まずここが鬼門。
乗り継ぎのための保安検査のレーン、明らかに少ない。
下手したら、1つしか空いていないことも(実体験)
長蛇の列になっても、ひたすら並ぶしかありません。
時に中国人による「横入り」もされます。
車いす1台に対し、20人が押し寄せて来たことも・・・
さすがにそれは、と思いつつ、負けました、はい。
たまに、もう1つの列がオープンになることがあります。
譲り合いなど存在せず、「早い者勝ち」です。
日本なら1時間強で乗り継げるところ、北京だと、
少なくとも「2時間半~3時間以上」は見ておきましょう。
ターミナル内もとてつもなく広いため、
搭乗ゲートまで歩くとかなり時間かかります。
なお、同じ航空会社同士の乗り継ぎで、航空券を、
通しで買っている場合は、短くても基本大丈夫。
なはずなのに、日系航空会社のようなサポートは、
まったく期待できないから、要警戒です。
注意点【2】手荷物をかなり雑に扱われる
「スーツケースがターンテーブルで回ってこなかった」
「カバンが開いたまま、機械に通されていった」
「カメラバッグを投げられた」
「スーツケース内のレッドブルが破裂して水浸しに」
これぜんぶ、実体験。
あり得ないことが起こるのが中国という国です。
レッドブル事件はビジネスクラス搭乗時。
リモワなどもってのほか、壊れても良いスーツケースで、
ターンテーブルは、前後3レーンほどマークします。
注意点【3】空港内店舗はしょぼい、Wi-Fi繋がらない
これは社会主義国共通なのか、ターミナル内の店舗は、
世界の大国である首都とは思えないほど、しょぼい。
時間をつぶすのがツラいです。
空港のWi-Fiは、中国の携帯電話を持っているのが前提、
しかも「金盾」により、LINEやTwitter、Instagramなど、
日本でおなじみのSNS、ほぼ繋がりません。
北京で3、4時間あるなら「ラウンジ」の利用がイチオシ!
「プライオリティパス」があれば、中国国際航空の、
ラウンジが利用可。ヌードルバーや電源もあり、
北京の空港で過ごすならここがベストです。
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北京で少しでもスムーズに乗り継ぐ方法(国際線・国内線)
北京で乗り継ぐ際、少しでもスムーズに進む方法を、
時系列で紹介すると・・・
【国際線乗り継ぎの場合】
(1)到着後、一目散に「乗り継ぎ」レーンへ。出遅れたら終わり
(2)「乗り継ぎ」の保安検査。手荷物注意。列は絶対譲らない
(3)次便の出発ゲートの場所を確認。できれば見に行く
(4)ラウンジなどで過ごす
(5)早めに搭乗ゲートの前に行って待機する
【国内線乗り継ぎの場合】
(1)到着後、一目散に「入国審査」へ。入国カードは機内で記入しておく
(2)ターンテーブルで手荷物を受け取る。自レーンから来るとは限らない
(3)保安検査。手荷物の扱いが雑なのでくれぐれも注意
(4)次便の搭乗ゲートを確認。あとはラウンジなどで過ごす
(5)早めに搭乗ゲートの前に行って待機する
まとめ。旅慣れていないなら別の空港、しかし良い点もある
はっきり言って、まだ旅慣れていない場合、中国での乗り継ぎは、
おすすめできません。
自分でもいまだに毎回なにかしら痛い目に遭います。
なかなかスムーズにいきません。
できれば、ソウル仁川、香港、台北桃園、シンガポール、
バンコクあたりの乗り継ぎがおすすめです。
Wi-Fi(インターネット)も普通に使えます。
ただ、「安さ」は魅力です。すごくわかります。
最初に挙げた航空会社、ほとんどがLCCではないですし、
日系のマイルもけっこう貯まるのです。
マイラーにとっても、ありがたい存在でもあります。
ビジネスクラスも安いですし。
あと、中国なので、ごはんは美味しいです。
ゲートエリアにスタバもあります。
(参考)空港スタバ | 中国・北京首都国際空港(ターミナル3)
中国経由、最大のメリット「安さ」に合わせて、
今後の人生経験になります、ものすごく(笑)
特に、若者なら、むしろ体験して欲しいぐらい。
たくましくなりますよ。いろいろと!