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飛行機 「欠航」が決まるタイミングは? 国際線やLCCも 【実体験レポ】

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飛行機には「欠航」がつきもの、と断言できるほど、欠航や大幅遅延、長年ずっと気を付けていても、けっこう起こり得ます。もう何度も遭遇してきました。

ただ、飛行機の欠航は、突然起こる場合や、事前に知らされている場合、利用者として「欠航するだろうな・・・」と、おおよそ、予測できることもあります。

これ、覚えておいて損はないです。

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【Contents】

1. 「台風」「大雪」「霧」など悪天候の場合

まず、台風や大雪といった、悪天候の場合。

台風は夏から秋にかけて。大雪は冬によく起こります。そして、飛行機の発着便に、大きく影響が出ます。濃霧で欠航、というパターンも。

悪天候の欠航は、天気予報に基づきます。
「欠航」の発表は直前。
前日の夕方に発表が多いです。

ただ、数日前から、欠航という発表ではなく、「航空券の特別な取り扱い」といった案内が、航空会社の公式サイトに掲載されます。

この「航空券の特別な取り扱い」が出されると、どの航空券、払い戻し不可のチケットであっても、便の変更や全額払い戻しが可能になります。出される前だと通常の払い戻し規定になるので要注意。

2. 「地震」などが突如起きた場合

地震は、予測不能です。当然、突然起こります。

もし、大きな地震が起きたら、空港では、滑走路の点検がまず入ります。そのため、しばらくの間、飛行機の離発着が停止します。

便が遅れるならまだ良いほうで、欠航になる場合も多々あります。

欠航の決定は、発生直後でなく、たいてい数時間後。

地震の規模によって「欠航かも・・・」というのは、頭の隅に入れて、現地などで情報収集を怠りなく。

3. 機材繰り、乗員繰り・・・などの場合

「機材繰りのため」「乗員繰りのため」という理由で、飛行機の便が欠航することがあります。

実はこれもおおよそ予測ができて、例えば国内線だと、日本のどこかで大きな災害や事件が起きた場合、飛行機の通常運航がそこでストップしますから、後の便に必ず影響してきます。

飛行機は、到着後1時間程度とやや短時間で折り返すため、後ろにどんどん遅れが出て、最悪、欠航する流れ。

飛行機が壊れた、という理由もあります。エンジン不調とか。

機材繰りなどの欠航はタイミングがバラバラです。

機材が到着していないと危ないのだけれど・・・

4. 「国際線」の場合は? 国際線と異なる事情

国際線の欠航は、国内線とは若干異なります。

まず、国内線よりも、国際線のほうが欠航しにくい。

国内線は陸路という代替手段があったり、1日に何便も飛んでいたり、代わりがあるのと違い、国際線は1日1往復がほとんどで、いったん欠航すると、折り返し便もそのまま欠航となるため、乗れない人が増えてしまうのも、理由の1つ。だから、やや無理がある状況でも国際線は飛ぶということ多いです。

あと、台風などだと、台風の通過を避け、大幅に遅延させて飛ばすことも。他の天候不良の時も、です。

なお、「欠航しにくい」航空会社も、存在します。例えば、中国やロシアの航空会社。パイロットの軍人上がりが多く、悪天候にも強いからと、何としてでも運航する使命感が強いとかなんとか。

5. LCC(格安航空会社)は欠航しやすいってホント?

台風や大雪などで滑走路が閉鎖される事態だと、大手もLCCも、条件は同じです。欠航を発表するタイミングは、大手航空会社とほぼ変わりません。

ただ、LCCは大手より、欠航を決めるのが早い。そして、LCCで最も厄介なのが、欠航時の振替です。

自社便のみの振替か、全額返金。しかし、翌日以降の自社便が満席で、数日は振替不可、ということも起こり得ます。

6. 羽田で突如欠航の連絡!理由は機材繰り【実体験レポ】

以前、突然、欠航のメールがJALから届いたタイミング、18時30分発の羽田発伊丹行きで、14時過ぎでした。

北海道で地震が起きたことによる「機材繰り」が原因で、自分が乗るはずの機材は福岡便となっていました・・・

ANAへ振り替えようとしたら同じこと考える人多数でNG、結局、前便の空席待ちをしてなんとか乗りましたが。

なお、災害等で、乗務員が集まらないための欠航もあります。人数がそろわないと、飛行機は当然、運航できません。

これらの欠航理由は通常「自社都合」のため、自然災害と異なり、ANAからJALといった「他社振替」が可能です。

【まとめ】欠航の発表を待ってから動いては遅い!

飛行機の便の、欠航を発表するタイミングはたいてい「直前」です。ただ、おおよそ「欠航するだろう」と予測することはできます。

欠航の発表を待ってから動いては、もう遅いです。代替手段、新幹線なども即埋まります。

台風や大雪などは、あらかじめ予測が可能です。天気予報をにらめっこ、払い戻しのタイミングを見計らいつつ、早め、早めに動いて、自ら決断してください。

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