JAL→ANA 振替できる? 「台風・大雪・地震」「機材繰り」それぞれの場合
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夏は「台風」が多い時期。飛行機は、台風の影響を大きく受けます。便の欠航、大幅遅延が増えます。
一方、冬は「大雪」の影響で欠航になることも。
例えば、JAL便からANA便など「他社便」に変更できるのか? 無料?有料?
その辺について、以下で解説します。
【Contents】
1.同じ欠航でも取り扱いが「2種類」ある
JALの例で、紹介します。
基本的に、ANAでも同じです。
【1】悪天候・自然災害などにより運航に影響が見込まれる際の変更手続き
【2】機材故障など弊社事由により運航に影響が見込まれる際の変更手続き
台風の場合は【1】に該当します。
2. 台風の場合は無料振替NG!
リンク先を読んでいただくとわかるのですが、他社便への振替は書かれていません。
つまり、”無料”での振替は「NG」です。
新たに航空券を購入して自分で振り替えるのは、もちろん可能。使わなかった航空券は、台風などが理由だと、全額払い戻しになります。
ただ、直前だと運賃が高い、しかも台風だと、残りの座席は争奪戦必至。多大な出費を強いられます。
仕事などが理由で、早々に戻らないといけない場合、お金よりも自主的な振替を優先する人も実際かなり多いです。
なお、台風以外に「大雪」「地震」などが起きた時も、同様の対応になります。ANAも。
3. 機材故障などの場合は振替可能
なお、機材故障が理由だと、無料振替が可能です。
気を付けたいのが・・・
もし、台風が来ていても、欠航などの理由が「機材故障」などの場合、他社便に無料で振替ができるのです。
台風だから・・・と、サッサと諦めず、欠航する、遅れる理由は、ひとまず調べることが大事。
他社便の予約は自分でアプリなどで行い、それを振替前のカウンターで提示すると、スタッフが手続きしてくれる流れが、一般的です。
「乗員の手配ができないため」は、自社理由のため、基本的に他社振替できるはずなのですが、その理由が「台風による~」だと、無料振替NGとなるので注意。
4. 自社グループ便へ振替「無料」
なお、JALの場合、グループのJ-AIR、JTA、JACなどの便に振り替えるのは無料です。
台風の場合、あらかじめ進路の予測が出ていて、どの日時にどの空港が影響を受けるのか、事前にわかります。
もし、航空券の特別取り扱いが発表されれば、どの運賃、変更不可の運賃であっても、一度のみ”無料”で変更が可能です。
ANAの場合、コードシェアするソラシドエア、エアドゥ、スターフライヤー、IBEXなどの便への振替は、カウンターで尋ねてみてください。
5. LCCの場合はどうなる?
LCC(格安航空会社)の場合、他社便への振替はできません。選択肢は2つ。「全額払い戻し」もしくは「自社便への振替」となります(バウチャー返金の場合もあり得る)
ただ、ジェットスター・ジャパンの場合、提携するJAL便へ変更できた・・・というケース、ネット上で見られます。空港などでひとまず尋ねてみてください(確証ではないのであしからず)