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【中国】 深セン空港 まるで宇宙船! 巨大ターミナルは映画の世界

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空港に一歩踏み入れた瞬間、「んっ、ここ、宇宙ステーション?」かと思いました。中国ですけどw

深圳宝安国際空港は、香港国際空港と広州白雲国際空港に並ぶ中国南部3大空港に数えられ、中国で6番目の利用客と発着数を誇ります。現在のターミナルの供用開始は2013年11月28日。このターミナルが「とにかくすごい」「ターミナルのデザインがすごすぎる」との評判で、ネットで検索すると、そのすごい画像がいろいろ出て、空港マニアとしては(笑) これは行かねば! とずっと思ってきました。

で、実際に行って見てみた感想。本当にすごすぎて、なんだかもう・・・生で見るとネットを遥かに超えた世界、みたいな。本当に「目がチカチカ」しました。しかも、巨大過ぎ。近未来というか、はるか未来が舞台の、映画の世界。

中国人にもこのターミナルは珍しいのか、みんなスマホで撮りまくっていましたよ(しかも誰も注意すらされてなかった)

Wikipedia によると「新ターミナルのは広さは45万平方メートル、南北1,050メートル、東西600メートルの巨大な建築物となっている。主要部分は大きな内部構造を持つターミナルビルと、上空から見ると十字の形になっている搭乗ゲートビルに分かれる。内部は六角形のモチーフを多用した設計で、建築家はイタリアのマッシミリアーノ・フクサス、構造設計はドイツのKnippers Helbigが担当。62箇所の搭乗ゲートがある」とのこと。

やはりイタリアの建築家によるデザイン。しかし、広さもすごすぎる。

軍隊や警察、ターミナル内をウロウロしています。といっても、物々しい雰囲気は感じられず、これが中国のごく日常。空港の出入りだけにも保安検査があるのも慣例。 そんな人たちがターミナル内をたくさん歩いているから、映画「スター・ウォーズ」のデス・スターみたいだな、とも。

空港内のスターバックスは紹介しましたが、ほかにも、マクドナルドやケンタッキーフライドチキン、セブンイレブンほか、フードコートやレストラン、ショップも充実。椅子も多いので、中国の空港でよく見る「床に座り込む人たち」はほぼ見かけず。

人の多さもさることながら、発着数も本当に多かった。2本の滑走路が平行にあって片方が離陸、片方が着陸に使われていて、着陸の方の滑走路がターミナルの端からガラス越しに見えていて「FlightRader24」のアプリと合わせ、しばらく眺めていると、着陸機がずっと途切れずどんどん、どんどんやってくる感じ(悪天候でゴーアラした777もあったけど)

メインはやはり、737やA320。北京や上海などからは777や787もやって来て、中国の国内線の輸送量もうハンパないのも実感させられました。

世界中の空港を巡る中でも、確かにここはすごかった。今まで行った中国の空港の中だと、香港はひとまず除き、北京首都国際空港と同じくらい、いやそれ以上のインパクト。予備知識なしに着いてターミナルに入ると絶対に「おおおおおっ!」となるんじゃないかと。中国じゃないみたい、でも中国じゃないとできなかったであろうこのターミナル。日本からは成田と関空から深セン空港の直行便が運航されています。深センの街は別に超未来的ではなく、中国の現実が体験できます(苦笑)