空港ホテル | イビス・バジェット・チューリッヒ・エアポート【宿泊レポ】 朝食とアクセス

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日本からも直行便のあるスイス・チューリッヒ空港の周辺にあるホテルで、大手チェーンではおそらく、いや間違いなく最安であろうホテルが「イビス・バジェット・チューリッヒ・空港」です。2019年5月に宿泊。

チューリッヒ訪問の目的がそもそも「空港での飛行機撮影」だったので、空港周辺でホテルを探し、物価が高いスイスで1泊1万円ちょっとで泊まれる、空港からトラム2駅で徒歩すぐという立地も気に入りました。

予約は、アコーホテルズ公式サイトから。ただ、公式サイトから予約しても、イビスバジェットは早期割引も会員割引も、ポイント不可さえないのでご注意を。安宿は厳しい(汗)

【客室】

最初、ツインの部屋を予約していたものの、フロントで「1人なら、ダブルベッドのほうが大きくて寝やすいよ」とのことで、料金も同じなので変更。そしたら、こんな部屋(↑) 上は使わず、洗濯物干しになりました。

イビスの、さらにその下のカテゴリーなので、客室内はシンプルそのもの。バスタブはもちろんなし。冷蔵庫も、デスクライトも、ケトルも、水のペットボトルも、セキュリティボックスもなし。スリッパもないです。タオルとバスアメニティ(使い捨てでないタイプ)は辛うじてある。

なにが困ったかというと、ドライヤーがないこと。他のイビスバジェットでもなかった経験あります。

フロントで借りられます。ただし、30分以内に返却が必須。30分を超えてずっと借りたいなら、50スイスフラン(5,000円以上!)のデポジットと。面倒なので、ササっとシャワーを浴びて髪を乾かし、慌てて返却したら、30分ちょっと超えていてもぜんぜん大丈夫だったのは、やっぱり海外です。

窓の外に、空港と市内を行き来するトラムが見えました。ホテル自体、完全な防音ではなかったけれど、寝るには問題ないレベルの騒音。

ただ、早朝だけ飛行機が頭上を通過してどんどん着陸していくので、けっこうな音で目覚めたら、シンガポール航空のエアバスA380だった・・・ということで、それは撮り損ねました。日中は頭上をアプローチする飛行機はないです。

【朝食】

朝ごはん、ホテルで1,000円ほど追加料金を支払いました。物価の高いスイス、ちょっと外食すると大変なことになると聞いていたので。

ハム、チーズ、パンいろいろ、ミニトマト、ヨーグルト、シリアル、ゆで卵、そしてドリンク。

スイスにしては、イビスバジェットにしては、1,000円ぐらいと考えたら悪くないと思います。味はいたって普通、ただ3日経てば確実に飽きます。でもなんとかその後のごはん代も浮かそうと、連日2人前ぐらい朝からガッツリ食べました。

【スイスでのごはん】

ホテルの周辺、空港関連のオフィスが立ち並び、飲食施設らしきもの見当たらず。もし何か食べたい、何か買いたいなら、トラムに乗って空港に行くのが正解です。空港内にフードコート、スーパーマーケットもあります。

フロントの前に、自販機があります。一度だけ水のペットボトル(4スイスフラン=約400円以上!)を購入し、共有のケトルでお湯を沸かし、カップ麺に使用。共有の電子レンジもありました。

そう、スイスでの晩ごはん、連日、日本から持ってきたカップ麺でした。昼だけ何とか外食したものの、2,000円ほど。夜だとさらに恐ろしい値段になりそうで、とても食べに出る気になれなかったです。ホテルのロビーで隣りにいた韓国人カップルも「辛ラーメン」をすすっていたので、皆、考えることは同じ。物価が高すぎる国スイス。

【まとめ】

寝るだけなら、問題ないです。安宿の割に、ベッドは悪くなかったので。ただ、日本の基準で考えると、いろいろ足らないものが多いので、「イビスバジェット」はやはり旅慣れた人向けです。

なにより、立地が最高。空港が近いのはもちろん、チューリッヒ市内へもトラムで30分で行けます。路線バスも近くを通るので、乗りこなせるなら、郊外のショッピングモールへもバス1本で行くことができます。

前述した通り、アコーホテルズ公式サイトやアプリから予約してもメリットが特にないので、ホテル料金比較サイト「トリバゴ」でお得な宿泊先をぜひ見つけてください。実際に泊まった他の方々のレビューも、とても参考になります。

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