成田空港第3ターミナル「LCC乗り継ぎ」実体験レポ

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 3月。外がちょっと暖かくなったから、という理由ではなく、空港に行っては飛んで飛んで、日本を飛び回っておりました。今やっと、ひと段落。どこに行っていたかは追々書くとして、出張のさなかに遭遇した「日本国内でLCC同士を乗り継ぐ」という体験を書き記しておきます。

 日本のLCC、現在のところ4社で路線は続々と増えています。今回は、奄美大島 → 成田 → 関西 というルート。

 国内LCC乗り継ぎ、実は初めてではありません。那覇 → 成田 → 関西 でやったことがあります。この時はまったく遅れもなく順調だったので「今度も余裕だろう」と思ったら、「あわやピンチ!」というケースに遭遇してしまいました。

 奄美大島発は、バニラエア。空港では、出発が20分遅れの表示が。「LCCで20分なんて許容範囲」だとのんびり構えていたところ、実際は20分どころでなく、出発が1時間近くの遅れ。

 満席は致し方ないものの、荷物が基本有料なので、ほとんどの人が機内に制限ギリギリの荷物を持ち込みます。座席上の物入れに荷物を入れるのに相当な時間がかかる、エアバスA320 の機内には通路が1本しかなく、人の流れが詰まると余計に時間がかかってしまいます。

 成田での乗り継ぎは、2時間弱。はっきり言って、1時間ぐらい遅れても余裕だと思っていました。バニラエア→ジェットスターは同じ第3ターミナル、ここはLCC専用でそれほど広くもありません。フードコートで晩ごはんをさて何を食べようか・・・とも考えていたほど。

 それが一転。到着時刻、オープンスポットへの駐機、バスでターミナルへ移動、その後に手荷物の受け取り・・・極めてギリギリに。ちなみに、ジェットスターもLCCなので、チェックインと手荷物預かりは出発時刻の30分前まで。1分でも遅れると飛行機に乗れません。しかも、大阪への最終便。

 成田到着後、できるだけ早く飛行機から脱出しても、みんな揃ってバス移動、荷物は夜の到着ラッシュですぐ出てこず、すべて徒労に終わりました。やっと出てきたスーツケースを持って駆け足でジェットスターのチェックインカウンターに滑り込み、カウンターが並んでいなかったのはただただラッキーでした。

 次の関西便の出発まで30分強。遅れもあって空腹はピークに達し、保安検査場のそばにあるフードコートで食べて搭乗口に走ってもギリギリ間に合うだろうと、某店でラーメンを注文しようとしたまさにその時、「関西便にご搭乗のお客様は搭乗口が遠いため、急いでください!」という無常のアナウンスが。泣く泣くキャンセルして搭乗口に着くと、ほどなく搭乗開始に。大手エアラインの感覚に慣れ切っていると「LCCは早め行動」であることを忘れておりました。

 最後の手段。ジェットスターの機内でなにか食べたい・・・と、すがる思いでメニューを開き、あれこれ作戦を立てたら、さすが最終便、軒並み「売り切れ」という悲劇です。空腹のせいか疲れなのかもはや判別不能な状態で、関西空港に定刻より早く到着。深夜の関西空港到着は一刻も速いに限るのでひとまず万歳(22時を過ぎると鉄道の本数が極端に減る)

 しかし、試練は最後まで続きました。オープンスポットへの駐機、バスでのターミナル移動、極め付けは、預けた手荷物はターンテーブルからなかなか出てきません。あとから到着したJTA便が荷物が異様に早く出てきていたのが突っ込みどころ満載ではあるものの、いったんは収まった空腹感が再発し、やっと受け取ったスーツケースを引っ張って鉄道駅ではなく「マクドナルド」に直行です(深夜の関西空港はマクドナルドとすき家ぐらいしか開いていない)

 22時半にバリューセットを一気に食べるというカロリー的に美容的にも最悪っ・・・と頭の片隅で罪悪感を抱きつつも、腹が減っては戦ができぬ(という言い訳)。予定よりも遅い電車でなんとか自宅にたどり着いた時には日付が余裕で変わっておりました。

 今後、国内でのLCC乗り継ぎは増えそうです。大手で直行するよりも運賃が相当に安い。ただ、なにかトラブルが起きた時のサポートが手厚くないリスクなど、日本といえども旅慣れていないとまだまだハードルは高いです。

■ LCC同士の乗り継ぎは時間に相当の余裕を。ターミナルで遊ぶぐらいの心意気で
■ 成田での乗り継ぎは第3ターミナルだけで完結する方が絶対によい
■ 荷物は預けないほうが時間が短縮できる、精神的にもラク

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