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LCC(格安航空会社)

新型コロナ LCC「ピーチ」キャンセル時、まずやるべきことは?

※記事内広告が含まれる場合があります

新型コロナウィルスによる肺炎の感染拡大で、海外は入国制限、日本国内でも感染状況によってイベントの中止などが起こっています。そして、それに伴う航空券やホテルなども、そろそろキャンセルしよう・・・という時。

航空券だと、大手航空会社の場合、便が欠航になると基本、手数料なしの全額払い戻し(現金含む)の対応を行う一方、LCC「Peach」(ピーチ)では、「キャンセルしても一切戻ってこない」といった不満の声を、ネット上で多く見かけます。

LCC「Peach」(ピーチ)のキャンセルについて、現状まとめました。

ルールは随時変更されることがあります。
【特別対応の対象期間】などにもくれぐれもご注意ください。
緊急事態宣言での特別対応の有無も逐一チェックを。

※2021年7月28日修正

予約変更、払い戻しなどの取り扱いについて

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【目次】

1. ピーチ(Peach)の公式発表をまず確認
2. 国際線でのキャンセル対応
3. 国内線をキャンセルする場合の対応は?
4. キャンセルする前に!知っておくべきこと
5. 今後もLCCを利用する際の注意点

1. ピーチ(Peach)の公式発表をまず確認

Peachでは、公式サイトに随時、新型コロナウィルス関連の情報を掲載しています。

新型コロナウイルス感染症に関する各種対応、運航情報について

最も安価な「シンプルピーチ」はじめ、すべての運賃が対象となります。

  • 自分が乗る予定の便が「運休」かどうか
  • 特別対応の対象「路線」「期間」をチェック

今まだ運休などの対象に入っていなくても、このページ、逐一チェックするのをおすすめします!

2. 国際線でのキャンセル対応

運休が決定した便のみ、以下などの対応を行っています。

■ 現金を含めた全額払い戻し(手数料無料)
■ Peach便 同一区間での変更(手数料無料、空席状況による)

すべての予約が対象となるわけではありません。

【購入時期】【対象搭乗日】【振替先】などに、くれぐれもご注意ください

3. 国内線をキャンセルする場合の対応は?

Peachでは、2020年4月に緊急事態宣言が出された後、「特別対応」が、日本国内線を対象に発表されました。

特別対応が発表される時以外は、通常のキャンセル対応となっています。

搭乗便が運休した場合

「現金での払戻し」「他のPeach便への振替」のいずれかの対応です。

Peach公式サイトにログインして手続きしてください。払い戻しを受ける場合、支払った分が戻るまで通常、数日から数週間かかります。

GoTo トラベルキャンペーンでの対応

ありません。もし、利用予定の便をキャンセル・変更する場合、通常通りの手数料がかかります。

ただ、GoTo トラベルの停止によることで、利用客が減ると、運休する便も増えます。もし、自分が利用する予定の便が、その影響で運休する場合もあり得ます。その時に運休になれば、上記の「搭乗便が運休した場合」に該当します。Peachが発表する欠航や減便の情報は逐一チェックを。

まん防=まん延防止等重点措置での対応

緊急事態宣言で特別対応を行っても、「まん防=まん延防止等重点措置」で同じとは限りません。公式サイトなどを確認しましょう。運休便や減便が増えるため、その発表を待ってから手続きするのがおすすめ。

これまでの流れから、Peachは大手航空会社と異なり、まん防での特別対応は行っていません。

4. キャンセルする前に!知っておくべきこと

※運賃ルール等は変更される可能性がありますのでご注意ください

Peachの最も安い運賃「シンプルピーチ」の場合、もし、自主都合(GoTo 含む)でキャンセルした場合、支払った金額分すべて、一切戻ってきません。

この運賃、便を「変更」することで、金銭的な損害を、少し和らげることができます。

■ 搭乗する日を変更する(変更手数料や差額が必要)

シンプルピーチをインターネットで予約した際の変更手数料は「3,300円」です(2021年7月現在)

現金での払戻はないのがツラい・・・という感じはするものの、もし日程変更がで対応可能なら、ぜひご検討を。

5. 今後もLCCを利用する際の注意点

大手は対応してくれているのにLCCは対応してくれない・・・そんな声が、ネット上でよく見られます。

それがLCCなんです、と言うとそれまでなのですが、なんだか納得いかない、という方の気持ちも、よくわかります。

今後できるのは「今回のことを”教訓”にする」ことです。

何か起きた時は、やはり大手航空会社のほうが安心、サポートが手厚いです。手数料も安い。しかも、不測の事態が起きた時、大手航空会社は、どの運賃であっても基本対応してくれます。

これが大手航空会社とLCCの大きな差です。

とはいえ、LCCは安く移動できて便利。LCCは「上手に使いこなす」ことが肝心です。

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