【搭乗レポ】 エアインディア 機内から「インド」で仰天体験 【2018年版】

20年ぶりの「エア・インディア」搭乗(2018年5月)

実は、人生2度目の海外が香港。HISの激安ツアーでの利用航空会社がエアインディアでした。当時に撮った写真などなく、記憶にあるのは「けっこうひどかったな」ということだけ。例を挙げると、4時間以上遅延、座席がリクライニングしない、空調作動せず、機内食が不味過ぎた、働かないCAなど。散々な目に遭ってもう乗るものかと思っていたら、関空に未だしぶとく残っている、これちょっと謎に思っていたんです。

いつもの香港行き。キャセイかANAどちらか、しかしたまには違う航空会社もいいか、ということで、エア・インディアに乗ってみることに。往復税込38,000円足らず、事前座席指定も無料ででき、ANAのマイルも付く(50%加算)

エアインディアの運航は週4便。よく見たら、カウンターの案内がホワイトボード。スターアライアンス加盟の大手航空会社、インドのフラッグシップなのに(笑)

預け手荷物は1個20kgまで、機内持ち込みは2個7kgまで。カウンターに預ける分はきっちり計測されるものの、その他はゆるゆるだったので、念のため。

今回、「エア・インディアでもいいかな」と決めた理由の1つ、使用機材が最新鋭の「ボーイング787」であること。

関空で飛行機撮影をしていてずっと気になっていたんですよ、この787。以前のボロ機材(!)だと到底乗る気にはならなかったけど、787ならまだ新しいだろうし、まぁ我慢できるだろう、なんて期待して。

よく遅れているイメージあるエア・インディア、この日はちゃんと飛行機、関空に着いてました。ひとまずホッ。

この便、大阪発香港、デリー経由ムンバイ行き。いくつもの経由地を経て最終目的地に向かう、昔の飛行機によくあったパターンですね。

搭乗口の前に続々と集まる、利用客たち。インド人、中国人・・・日本人、数えるほど。香港行き、1日6便を筆頭とするキャセイ以下、LCCも含めて数多の便がある関空において、わざわざエア・インディアを選ぶ日本人はよほど物好きと思われました(もしくは激安ツアー)

搭乗が始まり、あっという間にファイナルコール。乗客100人いたかいないか。人数が少ないと搭乗はあっという間。

機内に入った途端、噂通りの「スパイスの香り」です。これが合わない方、エア・インディアに乗ると大変なことになりますのでご注意を。

シートや床の絨毯の色が、まさにエア・インディア色。シートにかかるヘッドレストのカバー、エア・インディアのマスコットキャラクター「マハラジャ君」のイラストです。が、よく見たら、真っ白のカバーと混在。この中途半端感、インドですね。行ったことないけど。

大阪=香港間の搭乗率、噂によると2、3割、と聞いていた通り、空いていました。シート配列「3-3-3」で、余裕で3席独占。シートピッチもここは(いちおう)レガシーなので狭くないです。

シートごとにモニターはあるし、USBポートもちゃんとある。さらに、シート下にまで電源もあって、「さすが787」と感心したところ、モニターがタッチパネルなのにいくら押しても反応せず、USBポートよく見たら”破壊”されていて・・・客室乗務員に伝えるのも面倒、隣りの席も空いていたので横移動、3人席の真ん中に座りました。

しかもよく見たら、シートの間や窓のそばの壁もゴミと汚れがけっこう・・・飛行機の清掃とメンテナンス、ちゃんとしてませんね、これは。導入4年目の機体とは思えないほど、すでに汚れていました。窓も薄汚れ。

さて、機内食。「カレー」「和食」からの2択だと、ここは当然カレーを選択。エコノミークラスでも立派なインドカレー、しかも(関空発だから)日本人の口に合う味で、これは正直美味しかった。20年前のようにお腹を壊すこともなく、よかったよかった。機内食については「マイナビニュース」の寄稿記事、ご参考まで。

香港行きのみでも利用OK! エアインディアの機内食は本格インドカレー(マイナビニュース)

その機内食が終わると、なんと、機内の照明すべて消灯。14時過ぎに出発してまだ15時過ぎ・・・エア・インディア「強制お昼寝タイム」です。日中のフライトにも関わらず、機内真っ暗。強制か壊れてるのか不明だけれど、787ならではの電子シールドの窓は制御できず、シート上の照明も付かず、これでは本も読めず、仕事もできない。

仕方ないので、3席使ってゴロンと寝転がって昼寝。ブランケットは、袋入りを空いている席から見つけてきました(袋に入っていないブランケットは誰かが使った跡)

サービスにも、期待してはいけません。座席で「紅茶ください」とお願いして「あとで持ってくる」で結局、来なかったですから。自分でギャレーに取りに行きました。謝罪? そんなものなし、CA同士のおしゃべりに夢中。

大阪から香港までのフライト時間は3時間半ほど。エア・インディアには珍しく、香港に30分も「早着」でした。遅れるよりは良かった、ひとまず結果オーライ。

ただ、帰りは1時間半遅れ。出発時間に行っても飛行機がまだ着いてなく、スタッフ誰ひとりおらず・・・と思ったら、スタッフはゲートそばのベンチに座って世間話とスマホに夢中。その後、「ターバン」を巻いたパイロットとサリー姿の客室乗務員たちが現れ、同じくベンチに座ってしばし歓談。

お客さん誰一人として、クレームを言わず。相手はインド、無駄な抵抗はしないが無難。

なお、エアインディアの航空券、公式サイトから購入したものの、日本語がなく英語なので、ややハードルが高い。購入ボタンを押してから、予約完了とEチケット、メールで到着するのに1日かかりました。

とはいえ、香港に行くのに、機内でプチインド体験ができるエア・インディア。格安なのにANAマイル加算つき航空券、おおよそ満足です。LCCと違い、手荷物や座席などの心配もないですし、なにより機内食がインドカレーです。変わった飛行機の旅がしたい方、ぜひ。



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