日本発フランス行きのフライトで起こったトラブル(後編)

パリに着いて、次のトゥールーズへの便は4時間後。
ほぼ定刻に着いたので、乗り継ぎも余裕だと思っていたら、
自分が乗る便、「欠航」でした。

ANAからのお知らせメールで、パリに着いて空港のWi-Fiに、
接続した瞬間に、その欠航を知りました。
欠航の理由、AFのストライキ。

便の振り替えは翌日夕方、しかもオルリー空港発と。

話を少し前に戻します。

AFのストライキ、実施日があらかじめ、予告されていました。
もし、AF発券のチケットだと、ストライキやる日の便は、
変更もしくは払い戻しができるようになっていて。

出発前に、ANAへ2度も電話して確認したのだけれど、

「こちらでは変更できません」
「翌日便になってもホテル等は用意できません」
「全便が欠航するわけではないので大丈夫でしょう」

こんな回答でした。ブロンズデスクです。

AFから下りてくる情報を、横流しみたいな感じなのでしょう。
もしルフトハンザあたりだと交渉の余地あったかもですが。

ストライキと言っても、7割ほどは運航され、3割が欠航する、
そんな感じと聞いたので、自分的にも楽観視していました。
ただ、預ける手荷物はトゥールーズまでではなく、
パリ受け取りにしておきました。なんとなく。

というわけで、欠航です。しかも、翌日便で違う空港。
その日の寝床もないわけで、さすがにまずいなと思いました。
同行者もおらず、ゲートの前で待っているANAスタッフもおらず。

その日に泊まるはずだったトゥールーズ在住の友人には、
ひとまず一報。AFスト、今日は行けなさそうと。
ホテルを取ってなくてよかった(当日キャンセルはキツイ)

発着案内のボードの前で、おそらく呆然としていたと思います。
フランス人に「大丈夫ですか?」と、声をかけられました。
しかも、日本語で。

「大丈夫じゃないです、さすがに」と、思わず言って、
「CANCEL」と表示された、自分の便を指さしました。

そのフランス人、空港のスタッフだったようで。
ストライキ慣れしているフランス人、動くのがとても早かった。
第1ターミナルにあるAFカウンターに連れて行ってくれ、
フランス語で「なんとかならないか」と交渉してくれました。

基本、AF発券でしか、ホテルやバスなどは用意されないところ、

・1泊分のホテル
・ミールクーポン(晩ごはん、朝ごはん)
・空港~ホテルのシャトルバス(往復)
・シャルルドゴール空港→オルリー空港のバス(片道)

が出てきました。すごい!

AFで働く知り合いの方に、これも事前にちょっと聞いていたのが、
フランス人は冷たいようで、ストなどが頻発する国なので、
いざという時は、みんなで助け合うのだそうで。
あと、こういうパニック時は「なんとでも起こりうる」ので、
ダメ元でも交渉すべし、も、フランス在住の方に教えられました。

AFカウンターは、第1ターミナルはそうでもなかったものの、
本拠地の第2ターミナルは、それはもう殺気立っていました。
文化が大きく違う北欧の方などは怒鳴っていましたから。
翌日、夕方の便では遅すぎる、前の便へ変更できないか聞いたものの、
「オーバーブッキング」と。お手上げ。

空港でたまたま声をかけてくれて助けてくれた空港スタッフ、
スト騒ぎで、いろいろサポートしてくれたAF関係者には、
ただただ感謝しかないです。
シャルルドゴール空港、今まで5、6回は利用してきた、
ターミナル隅々までよく知っている空港でまだ良かった。
初めての空港しかも海外とか、旅慣れていてもゾッとする。

発券元がなにもしてくれなかったのは、もはや怒りすら通し越し、
残念感しかなく。
いちおう帰国後に、今後こんなことが起きてほしくないと、
連絡はしたものの、ただ「他社のことは我関せず」的な返事で、
会社の体質がこうなんだなーと、自分の中で断定しました。

あの日、パリ郊外で見た、美しい夕日は忘れられないですね。

順調にいけば、トゥールーズの友人宅で子どもたちと遊んでいるはずが、
パリ郊外の、ディズニーランドのホテルに、しかも1人で滞在と。
人生は想定外だからとか、そんな一言で片づけられないほど、
ずっと楽しみだったフランスへの旅で、飛行機からいきなり、
大変な目に次々と遭遇し・・・イライラ・・・

そんな悶々とした気持ちも癒してくれるほどきれいだったあの景色で、
「もういいや、なんとでもなれ」と思いました。

ちなみに、この件に対しての補償はなにもなし。

そういえば帰りの便、Webでアップグレードしようとしたら、
AFストで航空券が変わり、電話連絡のみとメールで言われ、
仕方なくフランスで電話かけたらアメリカの窓口に繋がり、
10分以上待たされた挙句、繋がらなかったトラブルもあった・・・
災難しかなかったな(苦笑)

今後の人生における「教訓」になりました。いろいろと。
二度と同様の事案が他の方が遭われないことを願います。



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