【キャセイ】 事前「座席」指定が有料! 無料になる条件とタイミング 【実体験レポ】
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飛行機の事前座席指定。
できれば希望の座席、事前に指定しておくと、
なにかと安心、なわけだけれども・・・
近年、事前座席指定が無料ではなくなり、
「有料」が増えています。
LCC(格安航空会社)でなく大手航空会社で。
ただでさえLCCより高いのに、座席指定も有料。
エコノミークラスの割安運賃だと、年々、
厳しくなってきてます。
今回、日本からの利用者、乗り継ぎ利用も多い、
「キャセイパシフィック航空」について解説します。
キャセイは安くてコスパ良い、が長年人気だったのが・・・
キャセイパシフィック航空は、香港を拠点とする、
大手航空会社。
日本から香港への直行便をはじめ、香港から、
東南アジアやオセアニア、さらにヨーロッパなど、
日系航空会社よりも運賃が”割安”なことも多く、
昔から「利用価値が高い」と、旅行者には、
人気が高い航空会社です。
自分も10年以上前から、よく利用していて、
今も年に数回搭乗しています。
事前座席指定が「有料」「無料」の運賃は?
事前座席指定、以前はすべて無料だったのが、
最近から、有料になりました。
有料の対象は、エコノミークラス。
といっても、すべての運賃が対象ではなく。
■ エコノミークラスの高額運賃・・・「無料」
(運賃タイプY、B、H、K、L、M、V)
■ エコノミークラスの低額な運賃・・・「有料」
(運賃タイプS、N、Q、O、X)
これがどのくらいの運賃かというと。
セールだと「O」や「Q」、その上だと「N」や「S」で、
「V」以上というと、香港往復でプラス3万円ぐらい、
出すような運賃。つまり、かなり高い運賃!
会社経費以外の出張でもないと、なかなか・・・
ちなみに、高額運賃の「M」以上を買わないと、
JALのマイルも FLY ON ポイントも貯まりません。
といって、わざわざ買うのもコスパ悪いです。
JALマイレージバンク – キャセイパシフィック航空 / キャセイドラゴン航空
発券クラスにかかわらず、上級会員は「無料」
ただ、事前座席指定の「有料」対象には対象外があり・・・
■ マルコポーロクラブのダイヤモンド、ゴールド、シルバー会員
(予約内のすべての乗客が無料で事前指定可)
■ ワンワールドのルビー以上の会員
(本人のみ無料で事前指定可)
つまり、JALの上級会員、JGCも含めて、無料です。
無料なのは本人だけなので、要注意。
予約の際、JALマイレージバンクの番号を登録すると、
自動的に無料で指定できるようになります。
無料対象外だと「出発48時間前」直後が勝負
出発日当日まで座席指定ができないわけではなく、
オンラインチェックイン時から、誰でも、
どの発券クラスであっても、すべて無料で、
座席指定できるようになります。
フライト出発48時間前を過ぎ、オンライン・チェックインの受け付けが
開始されてからは、無料で座席を指定できます。
出発の2日前、出発48時間前すぐにオンラインチェックインする時が、
チャンスです。出遅れたら、悲惨。
航空会社によっては、出発時のカウンターで、とか、
搭乗ゲートまで座席の調整をしているとか、
そういうこともあるので、それよりはマシかなと。
個人的な経験では、出発48時間より前は、座席指定がまばら、
48時間を切った途端、急に埋まってきています。
事前座席指定ができない発券クラスの乗客がやはり多く、
48時間を切った段階のダッシュが重要かと思います。
まとめ。キャセイ「事前座席指定」のポイント3つ
キャセイを含め、大手航空会社なのに事前座席指定が有料、
シビアな世の中になったな、という印象は否めませんが、
そのために高い運賃を買う必要はないと、キャセイに限っては、
断言します。出発48時間前からが勝負。
■ 高い運賃を無理して買う必要はない
■ 出発48時間前を切った直後に即!座席指定
■ 上級会員は無料、先に座席指定しておく