LCC「スクート」は評判通り? チェックイン・手荷物・機内食 【搭乗レポ】
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LCC「スクート」は、シンガポール・チャンギ空港を拠点とする、
シンガポール航空グループの格安航空会社。
日本には、2012年から就航。
「787」で運航するLCCでもおなじみ。
(その他の機材でも運航)
2019年11月現在、日本路線は以下の通り。
東京(成田)=台北・桃園、バンコク・ドンムアン、シンガポール(※ 台北経由)
大阪(関西)=高雄、シンガポール(※ 高雄経由)
札幌(新千歳)=台北・桃園、シンガポール(※ 台北経由)
以前、大阪(関西)=ホノルル、を運航していたものの、
現在は運休。乗っただけに、とても残念。
そのスクート、実際に搭乗した経験より、チェックインから、
手荷物、座席指定、機内食など、まずは気になるポイントを、
ご紹介します。
スクートの航空券はどこで買う?
スクート公式サイトほか、航空券予約サイトなどでも買えます。
ただ、公式サイト以外だと「発券手数料」を取られることがあるので、
基本的に、一番安いのはスクート公式サイト。
スクートの「セール」はけっこう多い
スクートは、他のLCC同様、「セール」が頻繁です。
公式ホームページで、公式メールマガジンに先に、
登録しておくのがおすすめ。
スクートのチェックイン(搭乗手続き)
■ チェックイン(搭乗手続き)開始時間
・787便・・・出発時刻の3時間前
・A320便・・・出発時刻の2時間半前
いずれも「出発時刻60分前」終了なので注意。
なお、自動チェックイン機だと「出発時刻の18時間前から、
70分前まで」利用可。預ける手荷物がない場合。
Webチェックインは「出発時刻の72時間前から1時間前まで」に、
利用でき、日本発着路線も対象(台湾とタイは不可)
スクートのチェックインカウンター、長蛇の列(↑)
LCC、大手ほどスタッフが多くないので、けっこう並ぶ。
少なくとも「出発時刻の2時間前」までには、
並ぶのがおすすめ。
スクートの「手荷物」はどれぐらいまでOK?
LCCで、もしかして一番心配なのが「手荷物」という人も、
けっこう多いのでは(自分もそう)
スクートの場合は、というと・・・
■ 運賃「フライ」
受託手荷物なし/機内持込手荷物1個+手提げ合計10kgまで
■ 運賃「フライ・バッグ」「フライ・バッグ・イート」
受託手荷物1個20㎏/機内持込手荷物1個+手提げ合計10kgまで
■ 運賃「スクートPLUS」
受託手荷物1個30㎏/機内持込手荷物2個15kgまで
LCCで「10kgまでOK」は、まだゆるいほう!
念のため「10.0kg」までに止めること。
スーツケースなどがあれば、先に「受託手荷物込みの運賃」を、
買うのがおすすめ。空港で追加は高額!
スクートの事前座席指定は有料?無料?
実質ビジネスクラスのスクートPLUSを除いて、
すべての運賃で座席指定が「有料」です。
事前オプションとなります。
エコノミークラスには、標準的な座席のほか、
足元が30%広い「スーパーシート」や、
最前列の「ストレッチシート」、静かな
「サイレントゾーン」などがあります。
スクートの「機内食」は美味しい?
機内食もLCCなので、基本「有料」。
運賃「フライ・バッグ・イート」「スクートPLUS」は、
機内食とドリンクが無料で付いてくる。
例えば、機内で食べた機内食がこちら(↓)
メイン料理、スナック、ドリンク、のセット。
ドリンクは、ソフトドリンクの中から選べました。
味は普通。量はかなり少なめ。
ぜんぜんっ足りなかったという・・・
ちなみに、スクートは機内へ持ち込んだ飲食物を、
食べたり飲んだりするのはNGなのでご注意を。
3、4時間以上のフライトだと、お腹空きます・・・
機内食、食事だけで18シンガポールドル(約1,600円)
味と量の割に、仕方ないけどけっこう高め。
「ナシレマ」「チキンビリヤニ」など、
東南アジアグルメもあるので試す価値ありで。
スクート機内でのおすすめ過ごし方
大手航空会社のように、個人エンターテイメントがないため、
けっこう暇を持て余します。
映画や雑誌などを入れたタブレット、本や文庫などの持参、
ひたすら寝るならブランケットも持参がおすすめ。
枕やブランケットなどの貸し出しもないですから。
787だと「機内Wi-Fi」あります。エコノミークラスは有料。
実際に使ってみたところ、機内の割には十分な速度。
どうしても暇つぶしなら、お金払ってもこれは使える。
シート電源もあるものの、エコノミークラスは有料、
「スクートPLUS」のみ無料。
まとめ。LCCでも787は快適、事前座席指定がおすすめ
LCCなので、チェックイン時は並ぶし、手荷物は厳しめだけれど、
「787」は快適です。
機内の通路が2本あるのと、シートピッチが広めである、
平均31インチ(78.74cm)あるのも、うれしい点。
(ちなみに、Peachやジェットスターは29インチ)
3-3-3のシート配列は、ANAの787とも同じ。
さらに欲張るなら「スーパーシート」「サイレントシート」などを、
事前座席指定で買っておくのもおすすめ。
LCCだと、追加料金をさらに支払うのをどうしてもためらうので、
満席でないと、その辺が空いている可能性もあります。
隣りが空いているだけでも、快適度がグッと上がるので。