【エアカナダ】 プロペラ機でシアトルからバンクーバー 【搭乗レポ】

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2019年12月、初めて「カナダ」へ行きました。
アメリカへは、もう何度も行っているというのに、
カナダはこれまでまったく縁がなく。

行き先はアメリカ・シアトルで、航空券の値段上、
バンクーバー経由となりました。
シアトルとバンクーバーなんて、1時間もかからない、
目と鼻の先。飛行機の便も多い。
楽勝!と思っていたら、まー、いろいろありました。

せっかくなので「エアカナダ」搭乗。人生初!

航空券は1万円、スタアラG特権で荷物1個無料!

エアカナダの航空券、「スカイスキャナー」でササっと調べ、
エアカナダ公式サイトで予約決済。
ぜんぶ日本語、この点すごくラクだった。

運賃は片道「10,520円」でした。
手荷物は、北米ルールの通り、1個から有料のところ、
スターアライアンスゴールド特権で、1個無料に。
1個25ドルだか30ドルだかするので、これは大きい。

シアトル・タコマ空港へは、出発2時間前に到着。
エアカナダのカウンター、誰もいないんですけど・・・


チェックイン時間、間違えた?
いや、さすがに出発2時間前を切ってるし・・・

優先カウンターの前で、5分、10分待てども誰も来ず、
隣のユナイテッド航空のカウンターで声をかけると、
チェックイン、やってくれました。
さすが、アメリカ(もう慣れた)

受託手荷物1個から有料だと、みんな持ち込むからか、
それとも、超ガラガラなのか、この時点で不明。

エアカナダ搭乗便の指定ラウンジは、
ユナイテッド航空のラウンジでした。

(参考)
アメリカ シアトル・タコマ空港のラウンジ「ユナイテッドクラブ」訪問

で、ラウンジでご飯を食べていたら、遅延のお知らせ。

「FlightRader24」で見ても、それらしき機体は姿なく、
来てるのか、まだ飛んでいないか、ラウンジで聞いても、
よくわからず、とりあえず搭乗ゲートへ。

北米でも「ボンQ」、しかしなかなかやって来ない

エアカナダといえば、羽田の777、関空の787・・・
日本人、それぐらいの飛行機をイメージするところ、
バンクーバー⇔シアトル、大きな機材なわけなく、
もれなく「プロペラ機」でした。

しかも、地元(伊丹)でおなじみ、あの!
「ボンバルディアDHC-Q-400」
そういえば、カナダ産の飛行機だった。思い出した。

しかし、出発時間になっても、機体は影も形もなく。
ゲート前の客は皆、待ちぼうけ。
誰もクレームも言わないのがアメリカ。

やっと使用機材が到着したのが、出発予定時刻の、
なんと1時間後。
夜で姿は見えずとも、ボンQおなじみのブオーンという、
地元で聞きなれたプロペラ音ですぐわかりました。

やっとやっと搭乗したと思ったらゲートへリターン

先に搭乗客が出てきて、機内清掃もろもろまだ時間が、
かかるだろうからと、のんびりしていたら、すぐに、
搭乗開始で、慌ててレーンに並ぶ。

といっても、優先レーン、たった3人。

いくら遅れているとはいえ、そんな早く折り返して、
ホントに出発するかなーと思いきや、機体のドアの前で、
CAが「まだ入っちゃダメ!!!」と追い返された。
やっぱりね。
そして搭乗客、全員もう一度、ゲートへ戻る。

搭乗ゲートでピッ!とやったの、出る時またピッ!と。
こんな経験初めて。日本じゃありえないー。

しばらくして再度搭乗した時は、1時間半の遅れ。

バンクーバーでのエバー航空、セルフ乗り継ぎ時間を、
4時間以上に設定しておいてよかったよ・・・
別切りのチケットだから、あやうくバンクーバーで、
置いて行かれるところだった。

機内真っ暗、説明も謝罪もそこそこに大幅遅れで離陸

やっと機内に入ったと思ったら、機内真っ暗。
理由、電源が足りないんだと。
出発直前に点灯するまで、CAは懐中電灯を手に、
確認していて、今の時代とは思えない。

なんとか出発。
日系のような謝罪しまくりアナウンスもなく、
淡々と。

短いフライトなのでもちろん機内食などなく、
希望者に水だけが配られました。

配った後、2名のCA、最後尾の空いている座席に座り、
持参したお菓子を食べながら、”宴会”やってました。
日系ではありえない、いやでも楽しそうだった。

バンクーバー到着。どしゃ降りの雨。
プロペラ機は徒歩でターミナルへ。
傘なんてものは存在せず、全搭乗客ずぶ濡れに。

まとめ。エアカナダの北米線に過度の期待は禁物

エアカナダ、空港やイベントで取材もしたことがあり、
ビジネスクラスの洗練した空間、エコノミークラスだと、
カナダらしい自然と爽やかさを全力でアピールしていて、
そんなイメージをずーっと持っていたのだけれど、
初めての搭乗、プロペラ機、2時間遅れ、いろいろ対応、
うむむ・・・

どこかモヤモヤしていたところ、エアカナダ、
実はアメリカの隣り、北米の航空会社である、
だと考えると、ストンと腑に落ちました。
デルタやユナイテッドと同じ、北米の航空会社。
なんとなく、納得。

しかも今回、エアカナダ本体ではなく「JAZZ」という、
子会社?関連会社?の運航です。
とはいえ、北米だと同じようなものかもだけれど。

さすがに日本線はちょっとは違うと信じます(苦笑)

バンクーバー⇔シアトル、1日に何便も飛んでいます。
すべて、小型機。ジェット機も一部ある。
自分も行きは「アラスカ航空」を利用しました。
デルタ航空やウェストジェットもあります。
競合区間なので、運賃はそう高くなく、あれこれ調べて、
選ぶのがおすすめ。

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