【ANA】国際線 プレミアムエコノミー 座席やラウンジは? 【搭乗レポ】

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エコノミークラスはしんどい、でも、ビジネスクラスは高すぎる。困った・・・

というような、自分のような利用客を思いっきり(!)ターゲットにしたような搭乗クラス「プレミアムエコノミー」が導入されて、はや数年。いまや大手航空会社のほとんどが導入しているのでは、というほど普及しています。ありがたやありがたや。

さて、今回はANAのプレミアムエコノミー、搭乗レポ。路線は、東京(羽田)=パリ線です。

座席はやや広め、ちょっとの差でも快適

エコノミークラスとプレミアムエコノミー、最大の差は「シート」だといつも思います。

短距離路線ならいざ知らず、中長距離のフライトになると、隣の人との間隔がちょっとでも余裕(スペース)があるだけで、快適度がググググッと上がります。ANAも(JALほどではないにしても)エコノミーより、もちろん広々。

一昔前のビジネスクラスのシートが、まさにこんな感じ。今ではあちらはフルフラットになるシートが主流で、こちらは適度なリクライニング。ぐっすり熟睡は難しいにしても、ウトウトは十分できるレベルです。機内エンターテイメントシステム(IFE)のモニターも大きくめで映画も楽しい。

そして、機内でのアメニティ。ANAでは、客室乗務員さんが座席まで配りに来られます。

ただ、エコノミークラスでも配りにこそ来なくとも、これらのアメニティは直接お願いすればもらえるんですよね。アメニティがかわいいポーチに入って提供される外資系エアラインもあるのと比べると、どうしても残念感はぬぐえないものの、ここは致し方ないところ(改善求む)

ビジネスクラスのデザートが付く(路線限定)

機内食はエコノミーと同じ、は航空各社ほぼ同基準。ルフトハンザなどは器が陶器であるものの、ANAは全く同じです。

ANA国際線プレエコ機内食一風堂とピエールエルメ

ただ、機内食やドリンク(特にアルコール)に「プラスα」があるのも、プレミアムエコノミーの特徴かも。ANAの場合、羽田発パリ行きではビジネスクラスのデザートが提供されました。

また、「一風堂」のカップ麺も。JALだと「うどんですかい」です。これもうれしいサービス。

それにしても、機内で食べるカップ麺、どうしてあんなにおいしいのでしょう(笑)

プレエコで「ラウンジ」が使えるのは日系ならでは

出発する空港での「ラウンジ」がプレエコでも利用できるか否か。

外資系エアラインはこの辺がけっこう厳しくて、利用はほぼ不可。一方で、日系のANAとJALは少なくとも羽田、成田の両空港は利用OKです。下の写真は、羽田空港国際線のANAラウンジ。カードラウンジのレベルとはまったく違う世界なので、ぜひとも体験を。

海外では、利用できる空港とそうでない空港があり、要確認。ANAだと例えば、フランクフルトのルフトハンザラウンジは不可だけれど、パリのスターアライアンスラウンジはOK、といった感じ。海外こそ利用できるとありがたいです。

入札制度が開始、上級会員は無料アップグレードも

ANAのプレミアムエコノミー、気になるお値段は、ヨーロッパ行きだと平均で往復30~40万円ほど。ただ、20万円ほどの日もたまにあり、その時は絶好のチャンス。

一方、エコノミークラスから事前の「入札」でアップグレードできる制度が2018年春からスタート。これにチャレンジするのも手です。ちなみに、ANAはJALと異なり、エコノミー→プレミアムエコノミーは”マイル”ではアップグレード不可。

ANAの上級会員であれば、出発24時間前になると、プレミアムエコノミーに空席があれば無料でアップグレードできるのは、上級会員の間ではおなじみ。しかし、入札制度が始まったことで、上級会員に提供される座席数がかなり少なくなったとの声も・・・

ANAのプレミアムエコノミー、エコノミーよりはもちろん良いですし、フライトが十分快適になります。

ただ、はっきり言うと、お値段次第です。ヨーロッパで20万円前後なら買いですし、30万円越えで買う価値があるかといえばかなり微妙。入札制度だと、そこまで投資しなくても入札できそうなので、それに賭けてみるのも手。

あと、JALほか他社の航空券との「運賃比較」も大事ですよ。

 

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