ヘルシンキ空港にある「展望デッキ」(Scenic Terrace) 【一般エリア・無料】

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海外の空港に「展望デッキ」があるのはけっこう珍しいものの、ヨーロッパにはけっこうあるように思います。スイスのチューリッヒ、オランダのアムステルダム(スキポール)、フランスのオルリー、ドイツのフランクフルトやベルリン(テーゲル)、チェコのプラハ・・・・・

日本からの直行便があるフィンランドのヘルシンキ・ヴァンター空港にも、展望デッキがあります。しかも、無料!

Scenic Terrace | Finavia (英語)

場所は、保安検査の前の【一般エリア】です。ターミナル「2B」到着口から、路線バスやチャーターバス、ヒルトンホテル方面の通路をグングン歩いていきます。所要5分程度。

路線バスの停留所が集まるそばにある、フィンエアーの看板が掲げてある右あたり、ビルの屋上にあります(↓)

入口です。ドアが固く閉ざされているように見えるものの、グイっと強く押せば開きます。

展望デッキが開いているのは、朝7時から22時まで。ありがたいことに【無料】です。

エレベーターで、2階から6階まで上ります。

手前のエプロンや滑走路が一望できます。そんなに広いデッキではなく、最大20人までとのこと。冬季は外の部分は閉鎖され、ガラス越しの見学になります。外のデッキは柵が低いので、撮影やしやすいです。

そのガラス越しの、雨がしのげる場所や自動販売機などが手前のスペースにあるものの、トイレがなかったのでご注意を(トイレはターミナルへ)

三脚を立てていたスポッターさんがいたので、立ててよいのかな。その辺は謎。

手前の駐機場をタキシーする、フィンエアーのエンブラエル機です。焦点距離およそ300mm相当(35mm換算)

日中に行ったので、小型機ばかり。エアバスA350は夕方にのみ集結します。フィンエアーのハブ(拠点)なので、フィンエアーの機体がほとんど。

向こうの滑走路に着陸する機体を撮影。焦点距離600mm相当。これ以上、自分のレンズでは寄れません。

6月初めなのに「陽炎」がきつかった。現地情報によると、朝9時以降はずっとメラメラと。両方の滑走路、離着陸はすべて陽炎にやられました。早春や晩秋でなければ、日中はかなり厳しいです。

【まとめ】

空港の展望デッキはないよりはあるほうが絶対によく、しかもここは網もワイヤーもアクリルもないので、なかなか良い撮影環境といえます。欲を言えば、手前に障害物がやや多め、日中ずっと「陽炎」がキツイのがやや難。A380や747などの大型機も飛来せず。たまにアントノフの輸送機が来るようだけれども(残念、遭遇しなかった)

一般エリアなので、ヘルシンキに着いた時や飛行機に乗らない日にも利用できるのも良い点。乗り継ぎ時間がやや長い時にも、一般エリアにいったん出ての立ち寄りも可。日本線なども同じターミナルなのでやや歩くものの、チェックインカウンターまで15分も歩けば行けます。

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