【ピーチ】 LCC利用で気を付けたいポイント6つ ~ 荷物・座席・キャンセル ~
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日本を代表するLCC(格安航空会社)の1つ、「ピーチ」(Peach / ピーチ・アビエーション)
2012年3月のデビュー以来、国内線そして国際線と、路線をどんどん増やし、いまや日本でLCCが定着。2019年10月には、成田を拠点とするバニラエアと統合し、今後さらに、路線ネットワークを増やす勢いです。
就航当時からピーチを取材し、搭乗取材も数多こなす中、「ピーチに乗るのはここを気を付けて!」という点を、以下にまとめました。
【Contents】
- 1. ピーチの航空券は「公式サイト」購入の一択!
- 2. お得な「セール」運賃をゲットする3つの方法
- 3. ピーチに乗る時、空港到着は何時間前?
- 4. ピーチの「荷物」【カウンター編】【機内持込編】
- 5. ピーチの「座席」は狭い? 国内線・国際線ひたすら乗った結論
- 6. 台風や災害・・・ピーチでの変更やキャンセルは?
- 【まとめ】ピーチを最大限楽しむポイント
1. ピーチの航空券は「公式サイト」購入の一択!
まず、ピーチの航空券を買うなら、ピーチ「公式サイト」での購入が基本。
「JTB」などの旅行代理店、「Expedia」をはじめとする、航空券予約サイトでは、基本販売していません。
もしも販売していたら”運賃+手数料”を取られることも。正規ルートで航空券をお得に手に入れるなら、公式サイト一択です。
2. お得な「セール」運賃をゲットする3つの方法
ピーチの運賃は、残席状況や搭乗までの日数などによって「変動」します。
最もお得なのは「セール」運賃。
通常の運賃よりもお得で、セールは不定期に実施されます。セール運賃を上手にゲットするヒント、以下の通り。
■ ピーチのメルマガ登録、SNSフォローで情報いち早くゲット ■ 「新規就航」「●周年」などのタイミングは要チェック ■ 激安よりもちょっと安いぐらいの運賃が狙い目 |
最後の項目。「999円」などの激安はサーバーがすぐダウン、ゲットできないこと多々である一方、「1,980円」「2,980円」などは、数日余っていることも。
これでも通常よりかなり安いので、ある意味”盲点”です。
3. ピーチに乗る時、空港到着は何時間前?
搭乗手続き(チェックイン)や搭乗〆切時間などが大手より早め。
搭乗時は「とにかく時間に余裕を持ち、とにかく早く行く」のが大事。早すぎるに越したことはないぐらいです。
特に、ピーチの拠点である関西空港では、利用ターミナル(第2)が、第1ターミナルや鉄道駅からも遠くて徒歩でアクセスほぼ不可のため、たどり着くまでに時間がかかります。
最悪なのは、ターミナル間のバスがなかなか出発しないこと(関空)
バス、満員にならないと出発しない、という場面に遭遇したこともあります。第1ターミナルなら走って間に合うところ、走ることもできないので、チェックイン締切時間が過ぎると、乗せてくれません。
早めに着き過ぎると、けっこう時間を持て余します。LCCターミナル、ショップやカフェ、充実していないので。
ただ、関空の場合、電源やたらたくさんあり、Wi-Fiも飛んでいるので、時間はそれなりつぶせます。ご安心を。
あ、LCC、早すぎても、搭乗手続きできないのも、お忘れなく!(基本的に出発の2時間前ぐらいから)
4. ピーチの「荷物」【カウンター編】【機内持込編】
LCCで最大の心配事であろう「荷物」について。
■ チェックインカウンターで預ける手荷物 【カウンター編】
最も一般的な運賃(セール含む)だと、1個から「有料」です。
航空券の予約時に荷物の料金も同時に申し込むか、ちょっと高い運賃だと、受託手荷物が含まれているので、それを選択するほうがお得。
空港で支払うとかなり割高で、正直悲惨。オーバー分、絶対に見逃してはくれません。
「手荷物ちょっとオーバーしそう」な時は、サッサと支払いましょう。先に支払っておくほうがラクです、身も心も。
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■ 機内へ持ち込む手荷物 【機内持込編】
国内線・国際線とも、基本「2個7kg」までです。
保安検査の前にスケールがあり、きっちり計測されます。ここでも見逃してくれる可能性はゼロ、かなり厳しめ。
旅先に持参できる簡易型のスケール、おすすめです。価格も安く、LCCの場合こそ、役立ちます。
現地からピーチに乗って持って帰ってくるのではなく「郵送」も手。
北海道と沖縄、海外でなければ意外と安く、ピーチに乗る時も、空港から移動する時も、身軽になれます。
5. ピーチの「座席」は狭い? 国内線・国際線ひたすら乗った結論
ピーチの座席は、やはり狭いのか?
答えは「狭い」です。ただ、場合によります。
満席に近いと、狭いです。隣が空いていれば、狭さは気にならず。「3-3」のど真ん中で満席だと、窮屈感ハンパない。フライト1時間ぐらいならまだしも、2時間、3時間・・・かかると、だんだんツラくなります。
あと、座席に個人モニター、USBポート、PC電源などはないので、飛行時間に応じた「暇つぶしグッズ」が必要。自分の場合、国際線では「首枕」「タブレット」「文庫本」などを、持ち込みます。7kg制限あるのであまり持ち込めないのがやや難。
それと、座席指定は「有料」です。
距離によるものの、ど真ん中はけっこうきついものがあるので、窓側もしくは通路側を、支払ってでも指定するのがおすすめ。足元が広い最前列や非常口座席も有料で指定できます。料金以上のメリットあり。圧倒的にラク。
6. 台風や災害・・・ピーチでの変更やキャンセルは?
LCCと大手、最大の差は「何か起きた時」じゃないかと思います。
ピーチでキャンセルした場合、運賃によっては返金ゼロだったり、返金してもらっても、現金でなくピーチポイントだったりします。便の変更も、高い運賃でないとできないこと多々。
台風や災害などでの欠航や大幅遅延は、大手よりも多め。しかも、自社便のみの振替で、振替搭乗が数日後になることも。結局、自腹で別ルートで帰ってきた、かなりの臨時出費になった、という話も聞きます。お気の毒ですが・・・それがLCC。
ピーチに限らず、LCCに乗る時はその辺のリスクも頭に入れておく、もし欠航などが起こりそうならば、代替手段などを調べておくなど、LCCはやはり旅慣れた人向けかなと思います。
乗る前に必ず、便がキャンセルや変更になった時にどうなるか、しっかり! 調べておきましょう。
【まとめ】ピーチを最大限楽しむポイント
それでも、ピーチに乗るのが楽しみ!であるポイントもあります。デビュー当初から楽しいLCC、そこは変わっていません。せっかく乗るなら、楽しむに越したことなし!
■ 機内食(有料)が楽しい、美味しい ■ 機内販売でピーチのオリジナルグッズが買える ■ 徒歩での搭乗であることが多い ■ 飛行機の色がかわいい、フォトジェニックである |