タイ国際航空 ビジネスクラス搭乗記 – アメニティと機内食が秀逸(エアバスA330)

2月、4月、7月と、短期間に3度も「タイ王国」に行った年がありました(2017年)。それまでの人生で、タイには一度たり行ったことがなかったのだから、まさに前代未聞の出来事。もちろん取材だったので、それだけ日本人にタイが近ごろブーム、人気が上がっている証拠ですね。

タイのフラッグシップキャリアといえば、もちろん「タイ国際航空」。これを利用した時、実は目的地はタイでなく、中東のアラブ首長国連邦ドバイでした。

航空券の運賃というものは、どうしてか「直行便は高い、経由便は安い」となっていて、つまり、自分の地元である関空からドバイに行くのに、直行便のエミレーツ航空だと高く、経由便だと安い・・・ということで、一番安かったタイ国際航空利用となりました。初めて乗るキッカケなんて、いつもそんなもんな気がします。

今回紹介するのは、タイ・バンコクからUAE・ドバイまで搭乗した、ビジネスクラス。

使用機材は「エアバスA330」だったので、A380、A350、ボーイング777、787などよりは古い、つまりシートも旧タイプ。シート配列は「2-2-2」。外資系エアラインだからなのか、デザインが秀逸であまり古臭さは感じさせないところが、さすがです。タイ国際航空のコーポレートカラーである「パープル」(紫)も素敵。

そして、自分の座席、最前列右側の窓側。隣りの通路側がラッキーにも空いていたので、このシートでもすごーく快適でした。横がいないのは、やはりラク。

ビジネスクラスのアメニティ。6時間足らず、しかも日中のフライトでもいただけました。なかなか太っ腹。

ポーチ、なんとイタリアの高級ブランド「FURLA」ですよ・・・・ビックリというか、もうさすがとしか。皮の生地もしっかりしていて、そのまま化粧ポーチで十分、普段使いできるレベル。人生初の「FURLA」、タイ国際航空にいただきました(笑)

ちなみに、ポーチの中身、歯ブラシや靴下といった定番から、マウスウォッシュ(液体)やブラシ、さらにこれもイタリアのビューティーブランド「ACCA KAPPA(アッカカッパ)」リップバームとボディローションも。なんかもう、感動レベルです。今までいただいたアメニティの中で、明らかにトップクラス。

さて、機内食。まずは、ウェルカムドリンクです。なぜかお茶(笑)

どうして温かいお茶なのか、本人いまいち覚えていない・・・おそらく、出発前のラウンジで冷たいソフトドリンクを飲み過ぎたからだろうな、と推測。タイは、外はあんなに暑苦しいのに、屋内は冷房がガンガン効いているので、いつも寒いんですよね。

しかしながら、このお茶がものすごく美味しくて。ブランド名は聞き逃してしまったけれど、客室乗務員に聞いたら、「シンハービールのメーカーがお茶も作っている」のだと。特に「ジャスミン烏龍」の茶葉が絶品で、このフライトで3杯も飲みました。本当に美味しく、お茶マニア的にも大満足。

前菜とパン。ホムス(ひよこ豆のペースト)があるあたり、本格的なアラビア料理です。思い返せば、乗客のほとんどがイスラム教徒の方々だった気が・・・アラブのお金持ちはエミレーツに乗ると思うので、見た目から庶民的な方々が多かったような。

それにしても、お皿といい盛り付けといい、なかなかの美しさ。パンの器が銀のボウルなのも素敵だったし、パンを置くためのスペースがお皿にあるのも◎

そう、機内食のメインは「タイ料理」「西洋料理」「アラビア料理」の3択。せっかくなので、アラビア料理を選んだわけです。その料理は「ラム肉のケバブ」。羊の肉を機内で食べる日が来ようとは・・・

普段ほとんど食べない羊肉でも、これもまた美味しかったんですよ。独特の臭みなどもなく、肉もやわらかくて食べやすく。味付けも見た目以上にあっさりで、日本路線ではないのに、日本人の口にも合いました。肉だから、ボリューム的にも満足。

最後に、デザート。チーズの盛り合わせはさすがにパスし、フルーツ、ココナッツのケーキとマンゴープリンを。

スイーツは別腹ですから。ラウンジであれだけ食べ、機内でももちろん完食。このフライトでは機内食1回だったので、最後までしっかり堪能しました。

日系を含む航空会社各社のビジネスクラスにいくらか乗る機会があり、“乗り比べ”てみても、今回のタイ国際航空、素晴らしかった、本当に。シートや周りはきれいに清掃され、機内食は料理からお茶に至るまでレベルが高く、アメニティはイタリアの高級ブランド。客室乗務員のサービス、日系ほどサービスが濃厚でないのも、ちょうどよかったのかも。

敢えて「もうちょっと」な点を挙げると、クッションが大きさはともかく(ビジネスクラスの割に)弾力性がなかった、シートがフルフラットにならなかったこと。機内食のサービス中に揺れて一時中断し、再開した時に運ばれてきたパンが冷めていたのが残念(なぜかこういうのは記憶にしっかり残っている)

それでも、「FURLA」効果(笑)で、タイ国際航空への評価は、このフライトで一気に上がりました。タイ国際航空、タイへの直行便はもちろん、バンコクを経由してその先に行くならけっこう安い、しかも快適なので、ぜひ。



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