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LCCのチケット、キャンセルや変更がすごく厳しい・・・という記事、事あるごとに書いてきたのですが、
LCC 「キャンセル」「変更」対応まとめ ピーチ・ジェットスターなど
主なLCCでは、何か起きた際の「保険」をオプションで、航空券(チケット)に追加できるのが一般的です。日本でも海外でも。
LCC「ピーチ」を利用する時に「チケットガード」を、追加した時のことをご紹介。新型コロナ関連も追記(2020年12月)
【目次】
1. 「チケットガード」ってなに?どんな保険?
2. 「チケットガード」はどんな場合に適用?追加料金は?
3. 「チケットガード」は新型コロナの時にも適用?
4. 「チケットガード」を実際に利用してみた経験談
【まとめ】心配事があれば付けたほうが安心
1. 「チケットガード」ってなに?どんな保険?
まず、チケットガードの内容がよくわからない、という方へ。
急なできごとで、旅行に行けなくなっても大丈夫。
Peachチケットガードは、購入された航空券を
利用できなかった場合にチケット代金を補償する保険です。
楽しみにしていた旅行、でも子どもの病気や急な仕事の発生は予測不能!
急病や急用で旅行をキャンセルした場合にも、
航空券のチケット代金が補償 されるから安心です。
分かりやすく言えば・・・
航空券を利用できなかった場合、チケット代が戻ってくる!という旅行保険です。
2. 「チケットガード」はどんな場合に適用?追加料金は?
まず、適用される条件です。
■ 搭乗者本人の入院・通院 ※諸条件あり
■ 家族(配偶者含む3親等以内)の入院・通院
■ 宿泊を伴う出張が入った場合(国内・海外)
■ 当日の交通機関の遅延(1時間以上の遅延や欠航、運休など)
■ 本人または家族(配偶者含む3親等以内)の死亡
■ 同行者が以上の利用で乗ることができなかった場合
「入院」は搭乗日から遡って30日以内で3日以上の入院、「通院」は搭乗日とその前後1日で医師の診察を受けた場合、とあります。インフルエンザなども該当しそう(要確認)
けっこう幅広くカバーしてくれます。
そして、気になる保険料はというと・・・(あくまで目安)
■ 旅行代金 5,000円→保険料 470円
■ 旅行代金 10,000円→保険料 710円
3. 「チケットガード」は新型コロナの時にも適用?
新型コロナウイルス関連について。国内旅行を対象として、以下の主なケースで「補償対象」「補償対象外」に対応が分かれます。
【1】新型コロナ感染(陽性)、イベントや飛行機、旅行をキャンセル
→ 補償対象
【2】新型コロナが心配(陰性)で、イベントや飛行機、旅行をキャンセル
→ 補償対象外
【3】新型コロナの濃厚接触者となり、国や自治体から検査対象となった
→ 補償対象
【4】新型コロナが理由で主催者がイベントの中止や延期、欠航、催行中止
→ 補償対象
【5】イベントは中止ではないけれど、特別払い戻し対応となった
→ 補償対象
【6】イベントが中止だけど、その移動のために予約していた飛行機をキャンセル
→ 補償対象外
【7】外出自粛要請で、飛行機をキャンセル
→ 補償対象外(検査対象の場合除く)
なお、「GoToトラベル」キャンペーンで、対象外のエリアが出た場合などは・・・
Peachで、航空券+ホテルをGoToで申し込んでいて対象外となったら、チケットガードに関係なく、キャンセル無料の対象に。その他、Peachの航空券だけであれば「Peachが特別対応したら補償対象」「特別対応がなかったら補償対象外」となります。
4. 「チケットガード」を実際に利用してみた経験談
まず、実際にかかった費用が、以下。
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■お申込内容
チケット購入先:Peach
チケット名称:NRT (JP) KIX (JP)
チケット金額合計:¥5,230
■保険料
お支払保険料合計:¥590
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航空券の1割ちょっとでした。
ちなみに、支払い明細(当時)を改めて見てみたら、額面の金額から「倍」ぐらいになってました。
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運賃:¥2,790
成田空港国内線旅客サービス施設使用料:¥440
関西空港国内線旅客サービス施設使用料(到着):¥360
受託手荷物料金:ZONE1 ¥1,200
保険 チケットガード:¥590
支払手数料:¥440
合計:¥5,820
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普段、ピーチを含むLCCに乗る際、こういった保険は、付けません。しかし、この時なぜ付けたか、理由は「前便と後のピーチ便、乗り継ぎの時間がけっこうギリギリだったから」です。
【前便】
ニュージーランド航空 成田着16時50分着
大阪なので、伊丹行きのANA便に乗り継ぐのが通例。ただ、乗り継ぎ時間、1時間ほどしかありません。
コードシェアもしているから大丈夫だろうと思いつつ、ニュージーランド航空に聞いたら、自分の航空券が、大阪(伊丹)までスルー(乗り継ぎ)の旅程ではなく、別々の購入になるため、航空会社同士で情報が共有されず、スーツケースに「HOT」(※)などのタグも付けられない、弊社が遅れても責任は一切持てません、とのこと。
※乗り継ぎ時間が短い際などに受託手荷物に付くタグで、ターンテーブルで優先的に出てくる
ANAの伊丹行きはその便が最終便、JALの伊丹行きは、18時過ぎだけれどターミナルが違うから時間がかかる、・・・とのことで、見つけたのが、ピーチ。大阪(関空)行き18時55分発。
ニュージーランド航空とピーチは同じターミナル(※)だし、2時間あれば大丈夫だけれど、もしもニュージーランド航空が、大幅遅延したら・・・との懸念を払しょくするため、「チケットガード」を追加した次第です。
で、結果としては、ニュージーランド航空は定刻より早く着き、到着口を出てすぐ右、徒歩わずか20秒の場所になんと、ピーチのカウンターがあったのでした。ANAより近かった!
着くのが早すぎ、ピーチのカウンターは開いてなく、結局、ANA伊丹行きにも余裕で乗れたのに、成田で待ちぼうけでした。チケットガード、使わず。
【まとめ】心配事があれば付けたほうが安心
「チケットガード」を付けたものの、結果的に使わなかったので、590円、もったいなかったなーと思わないこともないけれども、これは安心料だったのだ、と割り切りました。
そもそも航空券が安かったし、それでもたいていの理由で、チケット代が戻ってくるのであれば、安かったかなと。オプション付けても、ANAより随分安かった。伊丹でも関空でもどちらでも、家には帰れる。
事前座席指定や受託手荷物なども、すべてが「高い」と思わず、適材適所でサッサと支払うほうが、LCCの旅が楽しく、グッとラクになります。よほどのことがない限り、大手より安くてありがたいのが、LCCなのです。
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